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昨日は、「スケッチ・オブ・ミャーク 上映会 in 熊野」の
尾鷲会場での上映会に、行ってきました。
今頃、新宮会場は上映中・・・
明日は、田辺会場です。
仕事がない日だったら、田辺まで行ってもう1度見たいな
そんなふうに思うくらい。
始まってしばらくして、かなり最初の段階で、心が震え始めて。
涙がじわり。じわり。その後も、じわり。じわり。
ストーリー的な悲しい涙とか、嬉しい涙とか、感動の涙、
とかっていうのではなくて、
まさに心の琴線に触れるってこういうことか、というか。
不思議な震えと、
哀しみや苦しみもすべて内包した生きる歓びのようなものが
湧きあがってきました。
コトバ以前の、魂の震えが、
こんなふうに歌い継がれているなんてすごい。
ま、所詮 コトバにはできません。。。
形式化される以前からの祭司の様子とかも、
熊野の聖地でもこういったことがきっとされていたんだろうなぁ。
歌を歌っていたのかもしれないなぁ。
あれこれ想像もかきたてられました。
最近、友人の紹介でとある人の旅ブログを見ていて、
「文化を超えた人の真なる部分ってなんだろう」
っていう一文に、私もあれこれ考えていたところでした。
そして真なる自分について、これからの生き道について。
いやー、スッキリ!度が増しました♪
そんなときにこの映画に出逢えたことは、
ほんとうにありがたいです。
久保田真琴さん、実行委員会のみなさま、
ありがとうございました。
明日、都合がつくかた、お近くのかたは、ぜひ田辺会場へ!
久保田さんに発掘され、
メジャーデビューを控えている熊野に棲息?していた
ギターリスト・濱口ゆうじさんのLIVEもありますよ。(イイナー♪)
《田辺会場》
2014年2月9日(日) @RaRa Locale
14:30 OPEN、15:00 START
第1部 濱口祐自・天野一生ライブ
チケット:2,000yen
協力:Coffee House GORILA
問い合わせ:0739-24-5078
全国の上映場所については
スケッチ・オブ・ミャーク 公式ページ
木花堂オンラインショップ
http://konohando.shop2.makeshop.jp/
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メイドイン熊野の衣食住&量り売り 木花堂
http://www.konohana-do.com/
・・・メイドイン熊野を日常の暮らしに、お土産にも。
奥熊野発フリーペーパーKUMANO JOURNAL
http://kumanojournal.jimdo.com/
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奥熊野ガイドコミュニティ kumateng http://www.kumateng.com/
9日は、植島啓司先生が来熊!
10日に熊野市観光協会主催の講演会「聖地と観光」のためです。
観光協会会長の中平さんと一緒に、駅にお迎えにあがり、
そのあと大馬神社に参拝にでかけました。
先生とは、去年の夏に大阪での講演会後にお会いした以来・・・(嬉)
大馬神社までは車で入れるようにはなりましたが、
入口付近はまだまだ災害の爪あとが残っており、仮説の橋をわたって境内へ。
境内は、災害などなかったかのような、静かでピースフルな空気が漂っていました。
先生と熊野を歩いて、
あれこれ聞けるなんて、
我ながら贅沢・・・!(^^)!
このあとは、近くの水大師に行きました。
水大師から木本に続く街道も見学し、落ち葉に覆われたトレイルに、「このまま歩きたくなっちゃいますねぇ〜」と、さすが旅人の先生。
「私もです〜」と、2人で歩きだしそうになりましたが、大人なのでやめました(笑
10日は、朝一番に、須野へ。
クマテングメンバーの語り部るみさんと、
赤倉に滞在しながら「熊野リトリート」というツアーをしているMihoさんと、
須野の濱田直美さんと合流して、いざ、「楯ヶ崎遠番所跡」へ。
番所跡への道は、森が本当にすばらしいです。
でもこの写真、ちょっとムンクの叫び みたいだね。。。
けっこう急峻な道ですが、植島先生はヒョイヒョイ登っていく。
さすが、年間200日は世界中の秘境や聖地を歩いている、フィールドワークを軸にした宗教人類学者。(そしてギャンブラー 笑)
ここが最初のビュースポット。須野の海の色がたまらない!
あー。早くまた夏になって、この海に潜りたいなぁ。
2番目のビュースポット!
番所跡の少し下から見える展望は、自分の目線と同じ高さに海が見える!!
これは前回には気がつかなかったスポット。
番所跡へのトレイルは、絶対にここを通すべきですね!
番所跡に着!
私が立っているあたりが、番所の建物があったあたりで、
今は草木が生い茂っていますが、よく見ると、
建物の基礎になった石が残っています。
最近ハマっている、「ROAD MOVIE」というアプリで
動画ばっかり撮っていたため、
全員集合写真を撮るの忘れましたわ・・・
そして私は、お店の開店のため、みなさんと別れて先に戻りました。
みなさんは、そのあと須野の寄木神社(漂着木がご神体)へ行かれました。
帰り道、新鹿までのR311から、新鹿の海きれい〜!!!!
と、一瞬止まってパシャリ。
このあと新鹿ICから4分で大泊IC着、お店の開店時間11時にギリギリ着(笑
そして10日18時〜は、熊野市文化交流センターで、
植島啓司先生講演会「聖地と観光」が催されました。
会場は満員御礼。
幅広い年齢層・職種の方が来られていました。
熊野市での講演は、4回目くらいになるのかなぁ?
でも、今回のテーマ「聖地と観光」は、またこれまでと違った角度での語りで、
すごく参考になり、おもしろかったです。
世界中の聖地を見てきている先生なので、
聖地が観光化されて失敗したケースと、
いいカタチで成功しているケースがあり、
バリ島やハワイの例を出して、お話してくださいました。
他にも、この近辺(奥熊野らへん)は、
熊野信仰のメッカと言っても過言ではないというお話、
その理由、巨岩信仰・丸石信仰と海とのつながり・・・
もう、メモが追い付かないくらい、
流れるような心地いいリズムで続く、先生の語り。
お客様をご案内することもある私には、
今までもやもやしていた部分がすっきり晴れるような、
いろんなキーワード・視点・表現方法のヒントをいただきました。
また熊野市で講演されることがあれば、
ぜひ多くの人に聞いていただきたいです。
講演のあとは、希望者で懇親会があり、参加してきました。
2次会へと続く、ディープな話も飛び交う、楽しい夜でした!
が・・・またまたROAD MOVIEに夢中になって
写真を一枚も撮ってません(笑
翌日11日は、先生は津市へ移動され、
三重県立図書館主催のフォーラム「紀伊山地の世界遺産を考える」へ向かわれました。
お忙しい中こうしてたびたび熊野市へ足を運んでくださり、
ありがとうございました。
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植島啓司/伊勢神宮フィールドワーク WEB連載
植島啓司公式ページ「宗教学講義」
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さて、長いブログになっていますが、
翌日11日の私は、、、といえば、木花堂のOPEN前に、またまた須野へ。
そう。この日は「第4回 楯ヶ崎遠見番所道の整備」の日です。
この日も10人くらいが集まっていました!
私は、10時20分には退散しなければいけず、
かつ、番所の奥の道をちょっと調べたかったので、
朝日新聞のHさんと一緒にサクサク登り、番所の奥へ・・・
北方向には、こんな広い尾根が広がっています。
この右側の傾斜を登ると、三角点があります。(眺望は△)
須野の濱田さんによると、
この尾根を進むと、須野と甫母をつないでいた「甫母道」に交差します。
(3年前に濱田さんがとおった時は、歩けた、とのこと)
さらに進むと、熊野古道の曽根次郎坂太郎坂の「甫母峠」に出るそうです。
Hさんが、
「甫母には山城があったというから、番所の役人も、
この尾根道を報告のために走ったりしたかもねぇ。」
とおっしゃって、そのイメージがぶあぁぁぁと頭に浮かび、
歴史ロマンにちびっと感激してしまいました。
「甫母道」に交差しそうな山影を確認したところで、
時間の関係で引き返しました。
今度、また踏査してみたいと思います☆
番所跡に戻ってきて、石垣などの様子を写真に撮るHさん。
石垣も崩れているので、「なんとなく」な感じしかないんです。
でも、草木に覆われる中、この石垣の部分を発見して、
「おお!!これは完ぺきな!パーフェクトな石垣・・・!!!」と、
2人で称賛し写真を撮る。
よくよく考えると、これを「完璧」って・・・笑
何かのマニアみたいだ。
いやでも、この部分、ほんとに貴重ですよ。
瓦のカケラなかも落ちていたりします。
そしてまた番所道の急な道を駆け降り、作業中のみなさんに失礼して、
11時には木花堂OPEN!(^^)!
今年もこんなふうな年になりそうです(^^ゞ
P.S 次回の番所跡作業は、2月8日(土)になるそうです。
また新聞などで告知されると思いますので、ぜひチェックしてください
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トレランの翌朝である2日は、東京からのかたたちを
松本峠とか花の窟神社にご案内していました。
松本峠で出逢った、お猿の子ども。
好奇心旺盛なのか、あちらから近寄ってきて、
こちらが近すぎて戸惑うほどでした。
母猿が20mくらい離れたところで様子をうかがっていたので、
こちらもあまり距離が縮まらないように、
しばし観察&ふれあいました☆
すると、鬼ヶ城方面へ歩こうとする私たちを、
誘導するように先頭を歩いたり。
昔話のワンシーンみたいでしたよ〜
お猿といえば、田舎では農家の敵で、
シビアな現実がありますが・・・
そしてこんなところまで出てくるって・・・?
と疑問ももちつつ・・・
でも屈託ない表情を見てたら、
そりゃもう かわいい(^^)
この日は不思議な日で、
このあとの花の窟神社や、開店後の木花堂で、
さまざまな出逢いが交錯した日でした。
旅先とか日常の、小さな出逢いも、
すべて人生をつくってくれる要素のひとつ。
それを忘れそうになる日常もあるけれど、
街道沿いって、熊野って、
こういう不思議な日がときどきあって、
しかと、その大切さを思い出させてくれる。
人それぞれの、想いとか、行動を引き起こすなんらかの力・・・
そういうのが重なって、然るべく出逢って、
それぞれの人生が、彩られていくんだなぁ〜
夜は、柚子の作業をやってしまわねば!!っつーことで作業。
絞って柚子酢と、皮と、種と、のこりに仕分け。
柚子酢は小瓶に。皮は、千切りにして天日干し。
種は、洗って干して、化粧水にするためにとっとく。
のこりは、今年は酵素ジュースを作る予定。
さらにのこりは、お風呂で楽しみますよー
今年も北海道や東北、東京方面などからご注文いただき完売しました。
ありがとうございました。
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とある休日、歩いて買い物に出かけました。
森のなかの遊歩道を歩いて帰ることに。
家の近くの海の森はときどき歩いたりジョギングするのですが、
川を挟んでこっち側は初めて。
緑のトンネルだっ
七里御浜沿いに続くこの森は、
もともとの自然の照葉樹林+江戸時代に植えられた松林で
できています。(松は、マツクイムシでだいぶ減ってしまったそうです。)
もともとは、もともとの照葉樹林なわけで、これがもっと広く広がっていたらしい。
カシ類とか、立派な巨木もあるし、
ムカゴとか、食べられるものも発見できたり、いろんな植生が楽しいのです。
川のこっちがわも、いいなぁ。
だけど、いつもの海らへんに差し掛かかって驚愕。
数か月ぶりに来たのですが、
この写真のように、もう、御浜小石はこんなに少なくなってしまっています。
数か月前と比べて、激減。
ここ数年、激減してきましたが、この日見た浜は、
本当に前の面影とがらりと変わっていました。
私が熊野に移住してきたころは、こんな砂浜みたいなところ、
どこにもなかったのに。
子どもの頃は、山のようにうねった石浜を超えて、
ようやく波打ち際につくくらいの浜だったのに。
10年後には、このあたりの浜も無くなっているかもしれない、
と思うとなんとも寂しいです。
(紀宝町のほうからじょじょに浜が痩せてきている)
熊野の山から流れてきたいろんな色の小石を、
飽きもせずにかわるがわる手にとって、見つめたり投げたり宝物にしたりしてました。
子どもの頃から、そして今も。
ここの小石の浜が大好きなので。。。
ダムだとか、いろんな原因があるのだろうけど、
何千年も何万年も在り続けてきた景色が、
ここ10年でこんなに変わるっていうのをこうして目の当たりにすると、
嫌でも実感します。
人間がしてしまっている、地球への仕打ちを。
近い将来、私もいよいよライフスタイルを変えたい・・・
ずっと思い描いてきたライフスタイル。
でもまだ今は・・・
と、浜に寝転んで、あれこれ妄想にふけりました。
●〜*●〜*●〜*●〜*●〜*●〜*●〜*●〜*●〜*●〜*
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