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ふだんは大丹倉の上からこうやって眺めている「ビキ島岩」
赤倉の民話で、ビキ島(ヒキガエル)とタツ島(龍)のケンカの仲裁を、
この大丹倉に住む天狗様がいつもしていたという、舞台です。
タツ島はなんども会っているのですが、
ビキ島は見ての通り、あんな山の上・・・
反対側の紀和町方面から登った話はよく聞くのですが、
この手前、ガンガラ滝へ行くときの木馬道から分かれる沢沿いを登ったら、
ビキ島に行けそうだなぁと、気になっていたところ・・・
お店のお客様Mさんが、2度目のチャレンジで辿りついたと連絡をいただき、
Mさんの案内で、そのほかに地図読み達人揃いのメンバーで行ってきました☆
ガンガラ滝・妙見山参詣道から分かれる沢沿いの踏み跡をたどっていきます。
途中、いくつもの小滝に出会います。
沢沿いはキノコワールドでした。
今回は特に、
見たことのないキノコにたくさん出会いました。
大丹倉からも見える大きな滝のふもとに到着。雨が降ったあとに、滝筋が見えるんですよね。
ここは右側に巻いていきます。
道なき道。 こんなのを行くのが、けっこう好きなんです(苦笑
アサマリンドウ。
ちょっとお寝坊さん。
太陽の光が十分あたると、
つぼみをひらきます。
大きな滝の上に到着!ここまで1時間50分。
上の写真で、滝の上部に立つ枯れ木が、この左側の枯れ木です。
目の前に、大丹倉が!!! ふだん、立つ場所がよく見えました。
そしてスタートから
3時間で
ビキ島岩に到着!
想像よりも大きな岩でした。
大丹倉から見える「ヒキガエルの背中」のような
カタチはわからないですが・・・
とにかくでかーい。
ここも修験の行場だっただろうと確信させられる、見事な威容でした。
←撮影:まっさん
これはビキ島岩の付け根にへばりついて、
同行者きんちゃんが撮影したパノラマ!
タツ島とケンカばかりしていたビキ島岩は、
こんな風景を見下ろしていました。
大峰の釈迦ヶ岳も見えました。
ガンガラ滝から妙見山に登ったルートも見えました。
日暮山の向こうは、那智黒石の神川町。
大丹倉のむこうには、童集乃村・赤倉があり、
そのむこうから、(長尾山の左) 裏本宮街道である一の水峠の道がこちらへ
のびています。
自分が歩いたことのある道や山が、一望できて、感動!
その後は、赤倉水産の中平社長に教えていただいた尾根を伝うルートで、
ガンガラ滝の少し奥に降り、15時30分に帰着。
ビキ島岩からの景色は、また見に行きたいと思わせられました。
みなさん、ありがとうございました☆
※分かりにくい踏み跡をたどるルートです。
この土地に詳しい、登山に慣れたかたと、
地図やコンパスを携行してでないと、危険なルートです。
Hej hej
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メイドイン熊野の衣食住&量り売り 木花堂
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・・・メイドイン熊野を日常の暮らしに、お土産にも。
奥熊野発フリーペーパーKUMANO JOURNAL
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今日はフリーペーパーKUMANO JOURNALの次号のための踏査兼、遊び^v^のため、プチトレッキング。瑞々しい苔むした沢沿いの道。ルートの前半だけ入って、今度またちゃんと歩くことにして、お昼前には来た道を戻って途中見つけたクリアウォーターにまたまたドボン。2日連続ドボンです^v^;
友達のMちゃんに、力を抜いてラクーに浮く方法を伝授したら、ひらすら浮きまくってるので、何かと間違われそう(笑 そう。川でも、力を抜いて姿勢を調整すれば、浮けるんですよー。
こうすると、空も見えて、水と一体になって気持ちいいいです。
お昼を尾呂志にできた「cobo cafe」でいただいたあとは、もうちょっと歩こうってことで通り峠の上の丸山千枚田展望台へ。日本の夏だー 千枚田は青々。稲刈りは9月です。
そこからさらに登って、ちょっと面白いルートを見つけちゃいました。どうやら登山道のようです。ここもさわりだけ歩いて、下調べしてから今度ね・・・ってことで降りてきた。
ちょこっと歩いてドボンして、かわいいカフェで(うっすら濡れたまま 笑)ランチして、また歩いて・・・の、なかなか適当な、バリエーションに富んだ1日でした。そして今日も汗いっぱいかきました!
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ガンガラ滝などのツアーその他グリーン・ツーリズムは「kumateng」
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お店の模様替えの最中だったけど・・・ 25日(木)は、楽しげなお誘いは断るべからずっつーことで・・・ 尾鷲・紀北のほうでたちあがった「外遊びプロジェクト」の遊びで、とある滝へ。
平日だったので、ほぼいつものメンバーでしたが、お1人、私にははじめましての方が。その方は、以前何度か行っている 「おわしアルプス」縦走(記事はこちら)の際に、リーダーのまっさんが落とした地図を、拾ってくださったお人。そう!落とした地図がきっかけで出会ったご縁なのです〜
そのUさんが、「おわしアルプス」の途中から降りるエスケープルートを見つけてくれて、さらにそのときに「けっこう高そうな滝」を遠望したそうで、それを元先生だったUさんの教え子だったというKさんが先日行ってみたんだとか。それで私たちは、UさんとKさんの案内によって、今回、その幻の滝を目指したわけです(笑)。 ・・・ややこしくてすみません(^^ゞ
尾鷲の市街地から車で10分山に入ったところがスタート地点。
とにかく沢を登っていくのみ。
途中小さな滝がいくつもありました。
登ること1時間半、滝に到着ーーーー。
おにぎりとおまんじゅうを食べて・・・
マイナスイオンもいっぱい浴びて1時過ぎには降りてきました。
そのあと軽くコーヒーを飲んで解散。 別の谷に入る人、仕事へ向かう人・・・・
私はお店へ向かい、お店の模様替え作業の続き。
町からほんのちょっと入ったところで、こんな探検ができて、また仕事に戻る、なんて離れ業ができるのも、この土地ならでは・・・かな(^^ゞ
こうやっていろんな方向から段々とその山のカタチが分かってくる感覚、おもしろいな。
Hej hej
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・
水曜日は、先月に行ってきたガンガラ滝経由の妙見山参道トレッキングをもう一度、行ってきました。参道であり、木馬道として使われてきた古道のルートから、前回は外れてしまったので、今回は赤倉水産の中平社長に案内していただき、行ってきました!上の写真は、ガンガラ滝の奥で二又に分かれるところ。吸い込まれるような透明度の水面に、みんな感激・・・。
この左の支流の上には・・・
朽ちた吊り橋が残っています。土台の石垣が立派。今はほとんど人が入ることのないところだけど・・・お金と労力かかっています。なぜならこの道を昔は、木を運ぶ人とか、妙見山に参る人とかが、行き交っていたから。
前回はこの上の尾根に急登しましたが、今回は正規?ルートである木馬道を、ジグザグに上りながら、まいていきます。
昔はちゃんと橋がかかっていただろう、いくつもの谷を越えて進みます。
「黒倉」と呼ばれる絶壁。あの向こうからこっち側まで巻いて来ました。大丹倉など、鉄分が酸化して赤くなった岩が多い「赤倉」に対して、赤くないから「黒」なのかなぁ?
幾重にも折り重なる九十九折の木馬道。こういう道を、木材を運んでたなんてなぁ〜
大分登ってくると、巨壁や巨岩が目立つようになってきました。これは前回ルートにかなり近づいているところ。でも前回のルートのほうが、巨岩が多くて、神秘的・癒し系。今回のルートは木馬道というかつての山仕事や暮らしの道が実感できる、しみじみ文化系(?)です。
そして妙見山に到着〜!前回ルートとほぼ同じタイムでした。今度はまた近いうちに、支流のさらに奥の、滝がいくつかあるコースで妙見山を目指してみたいと思います。
みなさん おつかれさまでした、 中平さん案内ありがとうございました☆
前回の様子はこちら。
Hej hej
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「滝巡礼 〜森と水をめぐるトレッキング〜」でもガイドさせていただいている、ガンガラ滝へ続く道沿いで、岩を覆う苔に目を奪われながら・・・ 念願だったトレイルを目指しました。
ガンガラ滝へ続く道は、昔から多くの人が祈りをささげるために歩いた、妙見山へと続く参道です。さらに、かつては滝の奥に製材所があったそうで、木馬道(きんまみち:木材を搬出するための道)としても使われてきた、生活道でもあります。だから道の脇が石垣で固められていたり、吊り橋の跡があったりする、これも古道です。
メンバーは、我らが隊長M嬢と、最近ときどき山でご一緒させていただくMさん。AM8:45出発!
いつもは飛び石を渡るのですが、前日の雨で増水していたので、靴を脱いで、禊がてら(笑)川を渡りました。
でも、冬の川はやっぱ冷たい!たった5mくらいなのに、一気に感覚がなくなりました。。。!
耳島様にごあいさつし、先へ進みます。
耳島様については、こちら。
ガンガラ滝を通り過ぎると、静かな川沿いをしばらく歩きます。本来なら、ここらへんで川向うにわたると道があるらしいのですが、リサーチ不足につき、川の左側に道がなくなった時点で、隊長が地図を読みながらエスケープルートをとることに。
藪漕ぎ&急登。
最近話題の、真ダニのウィルスが気になった・・・(汗
ほどなくして、気持ちいい尾根に出ました!時折左側に景色が開けます。
そして分かれ道。
まっすぐいくと、札立峠のほうへ縦走できるらしいけど、それはまた今度!
ここで右折し、この横道入ると、本来の参道ルートに合流するはず、と隊長。で、そのとおりでした!
すると、何かの力を秘めているかのような存在感の凄い、巨大な岩壁が出現。このあと、こんな岩壁や、巨岩が乱立する風景が続きます。歩きながら、ただただ見惚れるばかり・・・
やはり足元は、石垣で固められています。長年、道を維持してきた、昔の石工職人の技。
割と綺麗に残る、炭焼き窯跡。
道中で雨に降られたりしたら、昔の人が雨宿りをしたかもしれない、そんな洞穴。
Mさん発見!ギンリョウソウの芽吹き! コダマみたいだ。
この落ち込んだ谷(滝というほどでもないけど、プチ滝。)の、向こう側とこちら側に、石垣が残っていました。橋がかかっていたようです。今はないので、気をつけてわたる。
気持ちの良いトレイルは続きます。
そして、PM0:30、妙見山にとうちゃーく!一部、参道ルートから外れたけれど、無事着いてよかった!隊長の地図読みのおかげです。
妙見山頂には、巨岩がご神体として祀られています。お参りしてから、近くでランチ。
そして約3kmの山道を下り、御浜町神木の集落に到着!
神木の原地神社でお参りして、ゴール♪
この地方では妙見信仰がとても盛んだったそうで、熊野市・御浜町のいろいろな方向から妙見山に向かう参道がありました。その一つ、でも近年はなかなか歩かれることもなかっただろう、育生町側からの妙見山参道は、どんな道なのか、道が残っているのか、わかりませんでした。
赤倉水産の中平さんが、猟のため山に入ったときの情報を頼りに、とにかく入って、ダメなら戻ってこよう、ということで行ってみたのですが、結果・・・
滝や川、自然林、いくつも現れる小さな沢、そして巨岩など、「プリミティブ」な雰囲気があり、神秘的なトレイルでした。そして、沢や岩清水が多いのか、苔も多く、モイスチャー。すっごく素敵なトレイルでした!
県道52号線のガンガラ滝入口から、妙見山まで約4時間弱。でも、途中迷ったりもしたんで、ちゃんとルート整備できれば2、3時間で行けそう。赤倉水産の中平社長によると、昔は、茶粥を仕込んでから妙見山にお参り往復し、帰ると出来上がった茶粥を食べた、っていう話も伝わっているらしい。昔は竈でゆっくり炊くにしても、往復で2時間とか、昔の人の足ならそんな感じだったのかも、と言っておられました。
またこの道や、この道からの派生ルート、踏査したいと思います!
Hej hej
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1月8日、山などいろいろお世話になっている、矢の川小僧さんと、そのトレイルランニングのお友達たちと、My隊長Mちゃんと一緒に、2011年11月にも縦走したコースを行ってきました。(コースについては、その時のブログをどうぞ。)これがものすごくすんばらしいトレイルだったので、矢の川小僧さんが、「おわしアルプス」と命名!2012年にも途中までピストンで入りましたが、また歩きたくてたまらなかった、矢の川峠までの縦走ver、新年初登り♪で実現しました。AM7:30頃スタート。最初は一気に標高差800mをのぼるので、かなり心臓やぶりな感じです。
巨木がどんどん出現。銅周りを測っています。
「ヒメシャラ平」と名付けた、ヒメシャラ林が広がる一帯。ヒメシャラ的になかなかの大木もありました。
ここで昼寝したい・・・&テント場としてもいい感じ。。。
歩みを進めるごとに、巨木が出現。尾根にそって暮らす、杉の巨木一家がお出迎えしてくれているみたい。
道の相談中〜
頼りになるみんな!
そして私はひたすら着いていくので精いっぱい(^^ゞ
矢の川小僧さん、このあと地図を落とします。でも、奇跡的に?このあと歩いた人に拾われ、無事手元に戻ってきたとのこと!さらに、その方によって、ショートカットコースの発掘にもつながったとか。登山道の出会い☆
いいかんじの森。
崖にそびえる、杉の巨木。
道の相談中〜
こんな尾根を歩いていると、心が震える。かなりUP-downのある縦走なので、カラダはそりゃきつい。でも、幸せ。
枝ぶりが力強い。
時折ぬける見晴らし。尾鷲の町がはるか下に。左がわの山、この辺の方はおわかりになるかと思いますが、天狗倉山です。てんぐらさんが、あんなに下に!まさに、尾鷲の天井を歩いているんだなぁ。
そしてこの木が、このトレイルの杉一家の、たぶん長老(笑) 写真に収まりきらないんです。そしてすごいのが、かなりの崖っぷちにそびえている。杉は一般的に、水が集まる谷沿いに好んで生育するのに、このトレイルでは、ずっと尾根沿いに杉の巨木が乱立。これはけっこう珍しいらしい。詳しい方によると、本州一の降水量を誇る尾鷲の山ならではの光景ではないかとのこと。
この杉は、2またに分かれていて・・・
これは杉の枝が2つにわかれた、境目。だからつまり、このくぼみは、地面じゃなくて、杉です。で、ちょっと失礼して上に登らせてもらうと・・・
どーん。下は崖。そして海が見えます。何度も書くけど、左右にあるのは2本の杉じゃなくて1本の杉が分かれた枝です。
ほどなく開ける、枯れた沢。これは銚子川の源流だそう。
そして13:10、高峰山頂に到着〜 かなり早いペースで来れたみたいです。ここは300度くらいの見晴らしがあって最高。
その後は、高峰山登山道を、旧矢ノ川峠まで降りていきます。
14:50、旧矢ノ川峠に到着!
国道42号線ができるまで、国鉄バスが尾鷲と熊野を2時間40分かけて結んでいた、多くの人が行き来した標高805mの、峠。
ここで茶屋を営んでいた稲田のぶへさんを偲ぶ碑。
旧矢ノ川峠については、矢の川小僧さんのブログ「哀愁の矢の川峠」をぜひどうぞ!ドラマがいっぱいです。
旧矢の川峠から見下ろす尾鷲方面。
さぁ。あとは、旧バス道を延々と下るのみ!なつかしの隧道をくぐりぬけ・・・おしゃべりしながら降りていきました。
現在の国道42号線に到着したのは、17:00頃だったかと。
全行程約20km、登山開始標高150m、最高標高1044mの縦走、今回は10時間以内で。
前回(2011年。詳しくは、こちら)は12時間かかりました。大変な道ですが、めっちゃいい道です。ちゃんとルート整備したら、尾鷲のいいアウトドア資源になると思うんだけど。
つれていってくれた矢の川小僧さん、みんな、ありがとうございました!! 2013年、いい初登り!!でした。
Hej hej
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