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今朝は、開店前にちょっと車を走らせ、
須野町の十二社神社&寄木神社の祭りに参拝してきました。
須野区長の濱田さんとお母さん。
濱田さんとは、お店を開く前に、藍染作家さんのお宅で偶然出逢い、
以来、さりげなく応援してくださったり、今やkumateng関係でも
とってもお世話になっています。
それでここのお祭りに足を運ぶようになったのですが、
それを抜きにしても、この2つの神社がかなり好きなんです。
須野の住民はいまや3名となってしまいましたが、
「目の病気にご利益がある」といわれる十二社神社のお祭りには、
今でも地域外からお参りに来られます。
十二社神社の鳥居と、狛犬代わり(?)の丸石。
これ好き。海の丸石です。
先日の植島啓司先生の講演を思い出します。
「丸石は、海を表している。
熊野信仰、自然信仰、巨岩信仰、丸石信仰などの根源は、海。」
この踏み石のステップと、苔のコントラスト。
手水の石桶も、海の丸石をくり抜いて作られたようす。
すてきすぎる。。。
寄木神社へ行く途中、「須野銀座」へ(^^)
このへんは家の密集っぷりがすごいです。
ノスタルジー感満載。
だけどほとんど空家です・・・
好きな石垣。
これも海の丸石を利用。
似た造りの石垣が、尾鷲市曽根の飛鳥神社にあります。
でも、一般家庭の石垣でこのタイプはここしか知らない。
しばらく階段を登っていくと、
須野の海が見えます。
そして、
庚申様。村の出入り口です。
よってその脇には・・・
かつての生活道。須野から甫母へ至る、昔のメインストリート。
(今度、ここを濱田さんと踏査します♪ 番所跡へもつながる模様。)
木立の隙間から、須野の海。
そして寄木神社へ。
ここの手水もすてきなデザインの石桶だなぁ。
潮騒が聞こえます。
濱田さんたちが前日にこしらえた、杵つきのお餅。
お社から振り返れば、木々と海。
潮騒がなお聞こえます。
ここは私、何度も来ています。
でも、この2社の隅から隅まで、
すごく愛おしいシーンがいっぱいで、
今日は一眼レフを持っていっていたのでたくさん撮りました。
手入れが、されているんですよね。
すごく。
それが、これまで受け継がれてきたこの集落の歴史と相まって、
いい空間をつくって、いい空気が漂っている。
とても気持ちのいい場所です。
もうお参りの人もほとんどお帰りになっていたので、
静かに波の音を聞きながら、手を合わせました。
帰り際、
お札とお守り、
杵つきのお餅をいただきましたよー
おいしそう☆
あと、
桜の木の下で談笑中のお母さんたちが、
二木島へ帰るのに、
「福祉バス」をあと1時間待つというので、
通り道なので送りました。
そしたらお礼に、と
「ウメモドキ」のドライを
いただきました☆
これは、ほしいな〜
と思っていたドライなので、
嬉しい!
ありがとう、
二木島のおかあちゃん。
ほとんどは、ツタにまきつけて
リースにしました。
これは家に飾ります!
そして1本、店内に飾っています。
場が変わるなぁ。
田舎の小さな神社のお祭りって、
素朴だけど、地元の人が話しかけてくれたりするので、
楽しいし、静かにお祈りできますよ。
2月2日には花の窟神社のお祭りがあります。(くまどこイベント情報)
これはちょっと大きなお祭りですが、
誰でも参加できるので楽しいです。ぜひ!
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すぐ下の海から、なごやかな波の音が聞こえる・・・この写真は、熊野市の一番北の漁村・須野にて、寄木神社からの風景です。木花堂で販売しているヒジキやフノリを採ってくださっている濱田さんからお誘いいただき、須野の2つの神社の例祭に、開店前の時間で行ってきました。
到着すると、すでに十二社神社の例祭が終わったところ。ここは目の病気にご利益があるといわれているそう。前に2度訪れたときは、両方雨だったので、境内の苔の絨毯にゆれる陽だまりを見られあだけでも、来たかいがあった!と思いました。
手水舎は丸石をくり抜いて作られたもよう。
この神社は、狛犬の代わりに丸石、というのが興味深いし素敵です。
↑ これは須野町にて、去年の夏に撮影。
このあたりは、大きな丸石のゴロタ海岸が多いので、近隣の漁村も含め、こういう丸石が神社の石垣や灯篭に使われているのを見かけます。
濱田さんのお母さんにおいでおいでされて、初めての寄木神社へ向かいます。
須野の海!!
「こっちだよ。」
「寄木神社」は、名前だけは知っていたのですが、初めて訪れました。なんというか・・・奥熊野の好きな神社ベスト5に入っちゃうかもくらい良いです!!
高台にありながら、石垣と樹叢が神社の空間を外界から分けていて、木々の合間から入る陽光、潮風、のぞく蒼い海原・・・。再び訪れて、波の音を聞きながら静かに目を閉じてみたいな〜。
須野にゆかりのある方たちがお参り。
この神社のご神体は、「漂流木」。流れ着いた神様なのです。実際には、江戸時代に八丈島を出た船がこの須野町に漂着し、その漂流民のお墓も残っているとか。外洋に面した熊野灘の、黒潮が文化や人を運んでいたんですね。
↑ 去年の夏に撮影 須野町の空家群
須野町は、現在、2世帯2人の住人+1人(別宅)の3人のかたのみ暮らす限界漁村。それでも須野出身のかたたちがこうして例祭い集まって、昔と同じように祭事を続けています。私は須野に血縁はなくても、須野の土地が生み出す甘夏やフノリを通してのご縁がある。つい急わしく暮らしてしまう最近だけど、こうしてご縁のある神社の祭りに参加すると、一旦、立ち止まって自分の心の奥と対話できるような気がします。
餅まきのお餅、お札、お守りをいただきました。
嬉しいお土産と、心地いい時間をありがとうございました(●^o^●)
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Hej hej
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・・・奥熊野への旅のキッカケに、
熊野古道歩きと熊野そのものをさらに深くおもしろく・・・
11月の土日は神社のお祭りが多くて、奥熊野エリアだけでも、1日に何件もあったりします。神社のお祭りだけでなくイベントも多いので、行きたいものが重なると、ハシゴする人も多い(@^^) しかしここ数年欠かさず参加しているのが、育生町のどぶろく祭。11月23日、今年も行ってきました☆ (2010年の様子、2011年の様子)
神事のあと、お神酒がふるまわれ、となりの広場で宴会が始ります。
今年もお会いできた!新宮から毎年このお祭りで、右側のお母さんが編んだ毛糸の靴下や帽子を販売しているファミリー♪ 冬に愛用していますよ〜 来年もお元気でお会いできますように。
赤倉水産の中平さん、ジョッキに入ったどぶろくを持ってニンマリ♪
写真師・松原豊さんも、大きな三脚抱えたまま、念願のどぶろくでニンマリ♪ KUMANO JOURNALで「ムロウノクニ」連載中です!
猟友会のみなさんのブースでは、まかないに、イノシシの骨のみりん干しを焼いていました。美味でした!そのほかにイノシシ肉のすきやきなど。。。おいしいものばっかりでした。
そして今年も踊りだす人、腰砕けになる人、続出・・・ 最後の「餅ほり」は、あまりに激しくて写真をお見せできません(@^^)/~~~笑 いやほんと、ほとんどの人が、どぶろくで酔っている状態での「餅ほり」はスゴイです。
ここに集った人たち、まるで友達同士のように仲良くなっちゃう。最後のほうは盛り上がって、一種の一体感まで生まれてくる。ほんっとに幸せな、楽しい、お祭りです。
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ところでその前日は、熊野市の小さな漁村、須野の、お稲荷さんのお祭で、神事と餅ほりがあるということで、お誘いいただき行ってきました。
須野は、現在人口3人。小さなお社で神事が行われて・・・
餅ほり♪ このお餅、なんと杵つきの! 須野の区長さん夫婦(新鹿在住)がついたそう。お2人は、この須野をなんとか維持していきたいとがんばっておられる方たちです。
このほかの写真はありません、なぜなら「餅、ほって(投げて)みる?」との申し出に甘え、私、生まれて初めて「餅ほり」させていただきました!拾う人、7、8人(笑。そして距離。近!!!!1mくらい先に、2列になったおばあちゃん・おじいちゃんたちに向けて、餅をほりました。頭に当たらないか心配で心配で(笑 でも、「こっちこっち!!!! こっちにほってーーー!!」と、この人数とこの距離感でも、大盛り上がりのみなさんと「餅ほり」で一体になれて、私すっごく楽しかったです。
イベントがどんどん増える中、そして高齢化の進む中、こういう昔からある集落のお祭りの存続は本当に大変だと思います。イベントを増やすのもいいけど、もともとのお祭りの維持について考えさせられます。育生町のみなさん、今年もありがとうございました!
★大森神社 どぶろく祭について
大森神社どぶろく祭りは起源が建保元年(1213)と伝承されています。祭りは毎年、どぶろく用の米つくりから準備が始まります。「当屋」が決定し、神社の清掃や祭り用の餅つきなど、祭りに向けた活動が本格化します。11月23日には「当屋」の清めの水浴びが厳かに行われ、翌23日の大森神社の例祭(別名どぶろく祭り)を迎えます。祭り当日、朝9時半頃にはいよいよ「当屋」の出立ちです。10時頃には神事が始まり、この後、どぶろくが参詣者に振舞われます。
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10月2日は、花の窟神社の秋の例祭でした。花の窟は、イザナミノミコトの御陵。女性の神様を、季節の花を飾っておまつりする神事で、春(2月2日)と、秋(10月2日)に行われます。詳しくはこちら
氏子さんたちがご神体に登り、地元の人たちが綯った大縄を、参列者みんなで協力して国道を横断し(通行止め)、七里御浜の海へつなぎます。(この時地面に縄をつけてはいけない。)上から指示が出て協力して動くのですが、浜砂利が足に絡んでみんなヨタヨタ(笑
そのあとは地元の女の子による舞の奉納など神事が行われ、最期に餅まきで解散です。
ほのぼのとしたこのお祭りが好きですが、最初から最後まで参列したのは久しぶりでした。
肝心の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、この大縄には、「錦の御幡(にしきのみはた)」と呼ばれる幡を縄でかたどったものが吊り下げられています。
かつて平安時代に、朝廷から献上されていた錦の幡が、ある時から嵐や洪水などの妨げによって、花の窟に届かなくなってしまったため、縄でかたどったものを飾るようになったそうです。途中で絶たれてしまったのは残念ですが、朝廷にとっても花の窟は大切な場所だったことがわかります。
そこで当時の様子を再現しようというイベントが今年初めて開催されます。
詳しくは、公式ホームページをどうぞ!イザナミノミコト役には、熊野の観光大使「夢輝のあ」さん!
写真コンテストの募集などもあります、ぜひみなさまお誘いあわせのうえお越しください。
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8月4日 尾鷲花火 堤防から いつもの仲間と、ビールととれたてサザエをいただきながら。
8月15日 新鹿追善供養花火 ビーチにあるキャンプ場にて。ワインをいただきながら♪♪
8月17日 熊野大花火大会 木花堂の店頭にて(くわしくはこちら)
このへんではお盆前後、花火大会ラッシュとなります。花火大会のほとんどは、もともとお盆の精霊送りの行事の一環でした。そして今でもこのへんの花火大会のほとんどは、精霊送りの行事として取り行われています。熊野大花火大会が最も有名ですが、小さな集落の小さな花火大会も、それぞれ趣があって好きです☆
今年の熊野大花火大会は、金曜日開催ということもあって大変な混雑でした。11時に木花堂兼KUMANO JOURNAL事務所に来たときには、すでに国道の北からの車は列をなしていました。花火大会開始時間までに、熊野市に入れない車もあり、その渋滞は30km離れた尾鷲まで続いていたとか。。。人口2万人の熊野市に、今年は18万人>゜))彡 これだけの人が熊野大花火大会に魅力を感じて来てくれてるッてスゴイコト。でも、花火の存続にもいろいろな課題があるようです。(花火の実行委員をしている、赤倉の中平さんのブログ「あかくら日記」をご覧ください。)
スタッフのみなさま、花火師のみなさま、協賛のみなさま、今年も熊野大花火をありがとうございました。熊野大花火が、日本一大好きです!!!
大好きな理由→過去記事の、「熊野大花火が好き」と、「熊野大花火大会が好き好き大好き」
熊野花火が終わると、夏も終わり、という気分。そんな折に去年は、あの台風12号が襲来したのでした。今年のお盆は、那智方面へ。昨年9月の台風災害から、現在の那智の滝は、このようにまだ爪あとが残っており、復旧作業の工事車両が入っていました。それでも参拝客は多く、みんな上を見上げて「おぉぉぉ」と声をあげたり、いいお顔をして、お滝を拝んでいました。
今年は大きな台風が来ませんように・・。
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今年も行ってきました、毎年11月23日に開催される育生町の大森神社例大祭、通称どぶろく祭。上の写真は、神事のあとにふるまわれるお神酒。ここの例祭でのお神酒は、もちろん、ほやっほやの、どぶろく・・・。有名なお祭りなので、新聞やテレビのカメラマンさんも集まっていて、神事の時点から見学に来る、私たち世代ってあまりいないから、必ずインタビューを受けることになり・・ それを見たかたから、「また飲んでいたね」と言われてしまうのでした(^-^;)
神事のあとは、いよいよ・・・
松の内も明け、いよいよ2011年も本格スタート。熊野市井戸町の小高い山の中腹に佇む一乗寺で、毎年行われている「開運だるま市」に初めて行ってきました。午後は、去年にたびたび御本尊の撮影の仕事などでおじゃました、平尾井薬師堂の初薬師祭へ・・・。