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[山] 私事ですが・・・ 尾鷲一周トレイル 汐ノ坂〜高峰山〜旧矢ノ川峠を縦走してきました

 この、森の妖精が、コダマたちが住んでいそうな森。これはヒメシャラの森です。前々から山先輩&山仲間に誘われていた、尾鷲一周トレイルの一部、汐ノ坂〜高峰山〜旧矢ノ川峠の縦走トレイルを歩いてきました。今回のリーダーでさえ一部は未踏で、どんな道になっているか分からなかったことと、過去に歩いたことのある人たちもウン十年前の話だったので、相当の藪漕ぎを覚悟して、時間オーバーも覚悟して、念のためヘッドライトを携行して日の出とともに家をでました・・・
   

尾鷲市街地から見た、西側の峰峰。
まんなかあたりが、汐ノ坂山で、その稜線に出る汐ノ坂のふもとが今日のスタート、AM7:00。
  
尾鷲は、湾になっている海以外は、まるまる山に囲まれています。その稜線をつなごうという今回の企画。実際に続けて歩いたら4日はかかるとのこと。汐ノ坂は、その名のとおり、むかし尾鷲湾で採れた塩を、山側に運んだ生活古道。日本各地にあるいわゆる「塩の道」ですが、さすが尾鷲。きっつい生活古道です(笑 
    
しばらくは沢のぼり!
砂防ダムごしに見る、尾鷲の市街地。火力発電の煙突よりは高い位置にきたかな?
  
このあと沢を外れて昔の道らしき道を見つけましたが、まぁほぼ「道なき道」でした。藪漕ぎの急登です。







       
開けたところに出ると、そこには炭焼き窯跡が!綺麗に石積みが残っています。と同時に、炭焼きに必要なウバメガシなどの木材を切り出していただろう、雑木林ゾーンに入りました。もうここで炭焼きをする人はおらず、雑木林も人の手が入らなくなれば変化していくのでしょう。
  
この炭焼き窯跡の前には広いスペースがあったので、おそらく「白炭」の製炭がされていた窯だろうとのことでした。





雑木林を急登していきます。
かなりの傾斜で、落ち葉が滑りやすいので、慣れているひとでないとキツイかも。
  
私はといえば、こういうところを登るのが大好きなのですが・・・(笑
     
いつのまにか、強い香りを発する、シキミの森に入ってました。おそらく、生活のいろいろなものを調達する場だったこの雑木林ゾーンに、昔の人が植林したシキミだと思います。
  
このへんでは、お墓にシキミを供えます。毒性があり、強い香りを発するので動物がお墓を荒らすのを防ぐため。というのも、かつては土葬が普通だったんです。
      

シキミの森からのぞく、尾鷲の市街地。電線がつくる模様がなんか近未来。
    
目の前に、現れた杉の大木
岩を抱いていました。
  
思いがけない出会いに、一同感動。
 
しかしこれは、ほんの序章だったのです、このトレイルでの、杉一族との出会いの!それが、このトレイルが想像以上の極上トレイルだった!理由です。
    
まずは10:30頃、汐ノ坂山に到着。
  
ここは特に展望がなかったですが、周りには雑木の平地がちょいちょいあり、1枚目の写真のヒメシャラの森もこの近く。「名づけてヒメシャラ平!」と、現場で即決(笑
  
つぎは、ヒメシャラ平でテント張ってみたいな〜と思いました。気持ちよさそう。ワイン持参ね。





     
これはヒメシャラ平にて。
  
赤いヒメシャラの木と、奥にはまた杉の大木が!
 

















 ここからは高峰山(1044m)まで、いくつかのピークを越えながらの縦走です。道がどんな状況になっているのか全く分からなかったのですが、藪漕ぎの必要もなく、難しいところもなく、リーダーの地図とGPSでついていったので、尾根筋を間違えさえしなければ、特に問題ありませんでしたが、ときどき、尾根から外れて戻ったりもしました。山先輩と一緒じゃなきゃぜったい来られない。つれてきてくれてありがとうございました♪
 歩きながら、一同、感動しっぱなし。まず、尾鷲市街地からスグソコ!に、こんな、照葉樹の雑木林に囲まれたロングトレイルがあること!そして、そのトレイル上に、数え切れないほどの杉の大木が在ること!!まるで、杉の一族のメンバーに、出会うトレイルでした。 ずっと尾根づたいに歩くので、東を向けば尾鷲の海!西を向けば大台ケ原や大峰山脈が見渡せる、という状況です。 

    

    


 残念ながら途中で私のカメラの電池は切れてしまったので、下の写真はリーダーのまっさんからお借りしました。この大木が、その日のベストワン。名づけて、 「杉 太郎」 !二股に分かれた太い枝、その間から、実は実は!!!、尾鷲の町と海が見えるんです!狭い尾根に生えているので、この股の向こうは崖です。

  
 14:30頃だったかな。ついに尾鷲の名峰・高峰山に登頂。カメラの電池切れで、写真がありません。(うえのってぃさんのupdateを待ちます 笑) 大台ケ原・大峰山脈を一望し、それが尾鷲の峰峰とどうつながっているかも一目瞭然。尾鷲側を望めば、尾鷲の町、尾鷲湾、三木里方面、八鬼山方面を一望。尾鷲の町からいつも見上げている天狗倉山は、はるか下に見えます。高峰山、いいですね!
 ここからは、旧矢ノ川峠〜高峰山の登山道を行きます。途中、古川山のピークも越えるので、アップダウンを繰り返しながらの、これまたいい感じの尾根道でした。ちょっと細いところとかはすべらないように気をつけないと、崖にまっさかさまなので要注意ですが。
 矢ノ川電波塔を通過し、かつて尾鷲と熊野を2時間30分で結んでいた国鉄バスが通っていた旧矢ノ川峠(標高807m)に出たのは、PM16:30でした。旧矢ノ川峠は、前職で仕事で調査したときに何度か訪れて以来、3年ぶりで懐かしかったです。相変わらず、いい景色の峠。あとは、この旧道を、現在の国道までひたすら下るのみ。 (旧矢ノ川峠道については、こちらのサイトをどうぞ)
 でも、途中で真っ暗になることは必須の時間になっていたので、ヘッドライトを携行していてよかった!真っ暗闇の中、歩くこと、2時間。PM18:30に、現在の国道に出ました。結局12時間行程。距離的には20kmの縦走でした。でも、許容範囲内でした!この冬中に、また歩きたいです。今度はフル充電のカメラで・・・。
  
 この尾鷲一周トレイルのほかのエリアについては、うえのってぃさんのサイトをご覧下さい。
■旧矢ノ川トンネル〜八鬼山 2011年2月23日
グリーンベルトなる呼称を持つ、旧矢ノ川トンネル付近から八鬼山を縦走するコース
http://caminottynabi14.blog40.fc2.com/blog-entry-450.html
■馬越峠〜天狗倉山〜オチョボ岩〜猪鼻岬 2011年6月26日
http://caminottynabi14.blog40.fc2.com/blog-entry-536.html
■矢坂峠(便石山との分岐)〜400メートル峰〜土井竹林 2011年11月13日
http://caminottynabi14.blog40.fc2.com/blog-entry-632.html
  
 今回のトレイルを歩いていて、これはアウトドア資源としてかなりいいものだ!と思いました。アプローチの部分をちょっと歩きやすくして、きちんと道標をたてれば、尾鷲を基点にして山を楽しむ登山者はもっと増えるんじゃないかなぁ。なによりこの峰峰は、台高山脈とつながっているんですし・・・。(尾鷲から大台ケ原へ続く「おわせ道」も今は敷居が高くなっているようですが、歩いたことのある人は10時間で大台ケ原へ行けたとか。)
 「もったいないなぁ・・・」というのが本音です。チーム・マタタビでも、ちょくちょくこのトレイルを歩いて、せめて発信していこうって話してました。でも、ほんとに、また歩きたいトレイルでした!リーダーのまっさん・メンバーのみなさんありがとうございました!
   

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