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須野の神社のお祭り、そしてこれぞ民藝…草鞋編みに感動の1日。

1月28日はわたしたちが暮らす須野の神社の祭礼でした。
人口5人の小さな集落ですが(プラス、毎週泊まりくる区長さん夫婦、毎月かえってきて1週間くらい滞在していく須野出身のかたなどいらっしゃいます)須野にある3つの神社のうち十二社神社と寄木神社の祭礼は、区長さんや住民の氏子総代のかた主導により毎年この日に執り行われます。(あともう1社・稲荷神社の祭礼も秋にありました)
わたしは住み始めての参加は初ですが、実はこの祭礼は3回目。熊野市街地の国道沿いで木花堂をやっていたころから、区長さんに誘われて去年も一昨年も来ていたんです。そのときはまさか住むことになるとは考えていませんでしたが、潮騒がBGMのお祭り・・・なんだか心が清々しくなる、大好きな神社のお祭りでした。(そのときのブログこちら。)今年は住民として参加できてじーん。
前日は区長さん宅で祭用のお餅つき。

男性陣は外で、この地域独特のつきかたで(年末の様子はこちら)。女性陣は中で丸め隊。須野の住民だけでなく須野出身の方やゆかりのある方もお手伝いにきてくださっていました。終了後は、おやつ用についたヨモギ餡子餅をいただきました、おいしかったです!!

そして祭りの朝。もともとこの日は十二社神社の祭礼の日だったとか。(以前、寄木神社祭礼は別の日だったそうですが今は同じ日にこのあと執り行われます)目の神様として、近隣集落に信仰があついので、須野にゆかりがある人だけでなく、けっこう多くの人が毎年集まります。
手前は、今回、住民の男性陣+須野出身のHさんたちによって増設された須野の山水が滴る、お手製の手水舎!コンクリ練るところから配管、そして最後の丸石や流木を使った仕上げまで、田舎の人は自分たちでなんでもできちゃう、すごいなぁとわたしたちは感心しきり。きっとまわりの地面同様、ちょっと苔むしてきて来年は周りにもっと馴染んだ、手作りのすてきな手水舎になっていくでしょう。

もちろん、私のお気に入りの旧手水桶(海の丸石製!!)もちゃーんと残されています。
そしてこの階段までのモス(苔)カーペットに、ひし形の石のステップが大好き。
大馬神社の山東美晴権禰宜が毎年同様、神事を執り行ってくださいます。昨年、赤倉の丹倉神社で私たちの結婚式をお願いした以来だったので、須野でお会いできてまたまたじーん。。。


十二社神社祭礼のあとは(↑十二社神社のお社)、寄木神社へ移動して同じく神事を執り行い、終了となりました。なかなか冷えた朝でしたが、とても清々しい気持ちになりました。片付けのあとはお餅とお札、お守りをいただいていったん帰宅。

祭りのために須野に帰ってきていた、となり集落に住むSさんに、わらじ編を教えていただけるように、区長さんが手筈を整えてくれていたのです☆ 右上は須野のSさんとTさん、藁をたたいて柔らかくしています。
というのも、草鞋(わらじ)の需要があるんです。岩場をわたって釣りに行く人からは、草鞋が一番すべりにくくて歩きやすい!木花堂で草鞋売ってくれよ〜 との声などがあるんです。でも、前に一度体験でつくったことがあって、草鞋編みって1回や2回では習得できないくらい奥が深いことは知ってました。なので今回ちょっと教えてもらっただけでは到底習得できないのですが、はじめの一歩ですね!
幸い、Sさんは、材料さえあれば、いくらでも作るよ〜と言ってくれてるので、もしかしたら近いうち、木花堂にホンマモンの草鞋が並ぶかもしれません(^o^)丿いつか、須野でつくる稲のワラで草鞋が編めたらステキですね。

Sさんたちが子どものころは、山道を1時間も歩いて学校に通っていたので、草鞋は常に予備を持ち歩いていたそうです。しかも、子どもの頃から自分で編んでいたそう。「10個くらい自分用の草鞋をストックしとくと安心だった」「夏は外の木陰で編んだ」とか昔の人はすごいなぁと唸りながら、みなさんのお話を聞きました。
その手さばき&足さばきは本当にみごとで・・・寒い中での見学だったのですが、時間も忘れて見入ってしまいました。私はとりあえず、縄綯いをマスターするべく、2人の手厚い(?)指導を受けながら、ちょっとは縄を綯えるようになったかな^v^;

できあがった1足の草鞋。一昨年のワラしかなかったので、お2人は「ワラが悪いから見栄えがなぁ〜 もっといいワラがあればすっばらしいのができるんやけど」と出来上がりを惜しんでいましたが、私たちはこの、まさに民藝の中の民藝の美しさに、すっかり感動してしまいました。
【日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中にこそ 「用の美」がある】と柳宗悦さんが説いた「民藝」。このようにワラで編まれた草鞋も、たぶん旅先などで飾りとして見たことがある人は多いと思うので、そんなに珍しくないかもしれません。でも、ワラから編む一連の様子を見ながら、昔の話を聞きながら、完全に体が覚えこんだ動き〜足の指・手の指の先まで〜を見ながら、できあがったこの草鞋。美しいなぁ。でも、暮らしの中で使ってこそ、美しいなぁ。と思いました。

旦那さんのマサーヤンの足にJust Fit!!「気持ちいい!すべりにくい!これを履いて釣りに行く」と言ったのですが、一昨年のワラであまりよくないため、持ちが悪いので実際に履くのはやめときなさいってことなので、これは木花堂のお店に飾ることにしました。春になったら、実用のものを依頼する予定!これを履いて海の岩場や、山の薪ひろいとかしていたら、なんだか健康にもよさそうだし、本当に滑りにくそう。裏のワラがガシっと土や岩のでこぼこを掴むんですね。草鞋生活に興味津々です☆

日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事。これを伝えてくれる人が近くにいて、そしてこういう機会をつくってくださったことに感謝です。こういった消えかけている、昔はそこらじゅうに当たり前にあった手仕事「民藝」…を、もっと木花堂で取扱い、自分も学んでみたい…っていう希望が実は前からあったのですが、須野に移転したということで、こういった側面をこれからもっとやってみたいなって思っています。
地域で採れたワラで編んだ縄、草鞋、しめ縄…、棕櫚で編んだ縄や道具、葛やいろんな植物から採れる繊維を使った織物…などなど、「やってみたい!」とこれまで夢として描いていたこと。それは「伝統工芸」なんて大それたものではなく、昔のおじいちゃん、おばあちゃんが暮らしの中でやっていたこと。その中で私の中のインスピレーションが「やってみたい!」とワクワクするものを、単に、暮らしの中でやっていけたらいいなぁと思います。そして旦那さんにも、旦那さんの「やりたいこと」があります。
そうやって身近な自然の恵みで、自分たちで生み出せるものが増えたら、とても豊かですね。そういうことがまた日本中で回帰していったら…豊かですね。もちろん、文明の利器とも仲良くしながら…
そしてそんな暮らし手仕事のエキスが加わった木花堂のイメージが、須野に来てから現実味を帯びて広がり続けていましたが、それがさらに広がった祭りの1日でした。もちろん、時間はかかるでしょうけど (笑)<(・v・)>ノンビリ〜
 
そして今の暮らし。といえば・・・旦那さんはとにかく薪のストックがない中で、日々の薪の調達と同時に、来年の薪のストックに汗を流してくれています。集落へ入る道路の木を住民のみなさんで伐採したのですがそれをいただいたり、大家さんの山の間伐材など。(あと、お店のお客様や友人から、最近、薪にできる不要な木材をいただくこともあります。本当に助かります、ありがとうございます!)
そして私は、家の敷地内でフキノトウが生えているのを発見して大興奮!大好きなフキノトウ味噌をつくりました。春はもうそこですね!
あと2人で1月下旬はもっぱら時間をみつけてはKUMANO JOURNALの制作にいそしんでいました。明日あたり印刷が届く予定です、お楽しみに♪


今日のブログは長くなってしまいました。
読んでくださってありがとうございました。!(^^)!




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民藝・手業・・・地域の材料で地域に必要なものを作る 須野がどんどん素敵なところになって行きますね!
gocha@長野 | 2015/02/02 20:57
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