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【紀和町のコト】 マイナスイオンと丸山千枚田の思ひ出
 
 先週に続いて、昨日、千枚田オートキャンプ場
 この写真は、キャンプ場のスタッフのかたにお借りしたもの。年間を通して、早朝にはこのような霧が発生し、山裾にたまりこむんだそうです。キャンプ場は、ちょうどこの朝霧のなかにすっぽりおさまってしまいます!!ちょっと早起きして、キャンプ場から20分ほど登れば、この景色が見られるし、(当然、毎日必ずというわけではありません。)キャンプ場に宿泊すれば、この朝霧に包まれます。

マイナスイオンに包まれる感じ、味わってみませんか?
千枚田キャンプ場のホームページはコチラ

 ところで。熊野市街地から国道311号線(通称サンピンピン)経由で30分ほどの、丸山千枚田と呼ばれる大きな棚田のふもとにあるこのキャンプ場には、思い出があります。
 平成15年、わたしが熊野移住を考えつつも、まだ神奈川に暮らしていたころ・・・
 父の田舎で子どものころから毎年夏に訪れていた、大〜好きな熊野が、「世界遺産」になるかもしれないとネットで知って驚きました。「なんで熊野が?熊野古道ってなに?」そのとき初めての“熊野古道”を、友人と妹といっしょに歩いてみることに!

初めての熊野古道旅は珍道中・・・

1日目、テントと食糧と鍋とワインをリュックに詰め・・・(笑)、御浜町の神木から横垣峠風伝峠を越えて、一度サンピンピンに出たころには、すでに16時でした。


←横垣峠を降りて坂本に出たとこ。このあと、尾呂志地区を抜け、風伝峠越えへ。








 あいにくの雨に体力を奪われ、すでにヘトヘトでしたが、その日の宿泊は、千枚田オートキャンプ場を予約していたので、ここで、そのままキャンプ場へ向かうか、通り峠道を歩いて千枚田展望台へ向かうか迷い、サンピンピンに立ち尽くしていました。展望台へ行けば、キャンプ場に着くころには真っ暗になってしまいます。ところがそこに、地元の語り部さんが偶然通りかかり、


千枚田展望台へ行かないときっと後悔するで〜。」


と、サラっと言われ(^u^)、鼓舞されたわたしたちは、重い足をひきずって懸命に通り峠道を登りました。
通り峠登り口付近で、目の前に現れた小さな雲。手が届きそう・・・ 
「雲が近い。ひたすら近い・・。」 

こういうことに泣きそうなくらい感動するのです。







 当時、まだ道標も十分に整備されていなかった本宮道を、神奈川育ちの女子3人、よく歩いたなぁと思います。熊野古道がなんなのかよく分からずに歩き始めたのですが、巡礼の道だということくらいは下調べしてありました。

 考えてみると、山登りをしたことはあっても、こういう里と里をつなぐ、街道を歩いたのはこのときが初めてでした。


 峠を越えるたび、現れる新たな人里。


「だって、むかしは車の道なんてなかったんだんもんね・・・。この道をみんな歩いてたんだね。。。」 と、当たり前のことに気づく私たち。

 車で移動したら絶対出会えない、たくさんの興味深いモノや感動。挙げればキリがないけど、たとえば、坂本の里を歩いていたら、道にミカンが落ちていて。


「うわぁ〜すごい。道にミカン落ちてる。これって食べられるのかなぁ、食べてみる?にがーい。でも食べられる。けっこうおいしいかも。」と、ワイワイ そう。こんなことに感動し、興奮するんです。そんな小さな楽しみを見つけながら、雨でも辛くても、ワインはしっかりかついで、ひたすら歩きました。


 展望台に出ても、この雨。雲で何も見えないかもしれない・・・という不安も抱えつつ、千枚田がいったいどういうものなのかさえ知らない私たちは、ようやくの思いで展望台に到着。「あ〜やっぱり雲・・・」 と がっかりしかけたとき、雲がさ〜っと散っていく。
「これが千枚田・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

このときの気持ちは言い表せませんっ。
全員、無条件に思わずにはいられませんでしたね。この景色を見せてくれた、旅の神様に感謝!

千枚田に降りたころにはこの暗さ。

不安になりつつも、大岩の前でブレるシャッターを懸命に切る女子3人。

このあと暗い林道を歩き、いかに山道が足に優しかったかを思い知り・・。
キャンプ場のお兄さんは、神木から歩いてきたことに驚いていました。だって、ここ、オートキャンプ場だし、、、。当時、歩いてくるお客さんは珍しかったのかもしれません。



しかも!ドジなわたしたちのテントは部品が壊れていて使えず、やさしいキャンプ場のお兄さんは、特別に屋内に泊めてくれたのでした。
(当時と今では経営者が異なり、現在はバンガローがあります。)
ほんとうにありがたかったです。野宿するには4月は寒すぎましたから・・・怖いし。


地元の人の優しさに触れた私たちは、この日、重いワインをカラにしました♪



 2日目は瀞流荘で温泉に入り、そこから瀞峡ジェット船に乗り、志古に出ました。バスで湯の峰温泉へ向かい、そこで1泊。3日目は本宮大社と玉置神社を参詣。(み熊野ネットのそまさん、ありがとうございました!)小口自然の家に宿泊して、4日目は大雲取越で那智を目指しました。この旅では、その後もたくさんのプチアクシデントがあったのですが、たくさんの熊野の人に助けていただき、最終日に難所である大雲取越をまたまた雨の中越えて、那智の滝の音を聞いて、そのマイナスイオンの粒を浴びたときは、滝が、本当に神々しく見えました。

 その日は青岸渡寺の宿坊・尊勝院に宿泊し、翌朝起きると・・・尊勝院の窓から、青空に映える那智の滝!5日目にしてようやく見られた、青空でした。


 わたしの熊野古道デビューはずっと雨でしたが、雨もまた“熊野らしさ”でした。そう思える達成感と爽快な気持ち、子どものころから大好きだった熊野を、もう少し知ることができ、その1年後、わたしは熊野へ移住してきましたとさ・・・♪


雨あがりのサンピンピン(5月)




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味わい深い熊野の思い出・・・とても楽しませてもらいました。
この土地に来たばかりの頃のこと、そして今までのこと、、、たくさん思い出させてもらって(熊野に来たのはちょうど12年前の8月で、尾呂志―風伝峠のすぐふもと―に、北海道からひとりで、ハコバンに乗ってやって来ました。当時はまだ独身だった〜♪)。
なんだか、しみじみ「ここで暮らせてしあわせ。熊野の神さま、呼んでくれてありがとう」って、久々に感謝しました。

雨の熊野・・は、熊野の神さまの歓迎のシルシだと、私は思っていますヨ。
ユノ | 2010/08/06 19:40
ユノさん はじめまして コメントありがとうございます♪北海道からハコバン!素敵〜
まだまだ移住してきたころの新鮮さは忘れていないって思いながらも、やっぱりどこかで慣れてきている部分はあり、(道に蜜柑が落ちてるの今は普通だし。。。)当時の新鮮な気持ちにときどきふりかえるのも大事ですよね、ここで暮らせることのありがたさとか! またちょくちょくのぞいてください♪
熊野ふるさと倶楽部 | 2010/08/07 14:38
↑あ〜〜、ゴメンナサイっ!!
つい、いつものHNで書いていました。
「ユノ」は新宮のピザ屋の妻でございますっ(^△^;
いちど、お会いしておりますっ(^^;v

涼しくなったら「がっこう」に遊びに行きたいなーと思ってますので(ステンドグラス体験をしてみたいんですわ)、また、そのうちお会いしたら、よろしくお願いしますね・・☆
ユノ | 2010/08/09 18:50
こんにちは!ヾ(●゚∀゚●)ノ
先日は本当にありがとうございました。キャンプ場での思い出拝見しました!まさかそんなことがあったなんて。。。(笑)
また是非マイナスイオンあびに来て下さいね(p゚∀゚q)
千枚田オートキャンプ場 | 2010/08/10 09:51
>ユノさん
あ★そうだったのですね!お久しぶりです!
Iターンしてこられたお話は聞いていましたが、まさかハコバンで尾呂志入り!していらしたとは(笑)
がっこう、秋からまた細々と続けていききますのでぜひとも♪お会いできるのを楽しみにしています♪そのまえに21日のエコマーケットでお会いできるかな・・?

>千枚田オートキャンプ場さま
こちらこそありがとうございました!そんな思い出のあるキャンプ場と、また関わることができてうれしいです♪
ちかぢか自転車持って遊びにいきますね!
熊野ふるさと倶楽部 | 2010/08/11 14:41
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