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夏の終わりの赤倉ツアー


昨日は山里民泊あかくら にお泊りの。松阪と東京からのお客様のご希望で、赤倉ツアー2本立てご案内させていただきました。なんと松阪の方が、KUMANO JOURNALを見て赤倉への旅行を計画してくださったとか。(嬉 (^o^)丿)1日目は、民泊の中平さんのエスコートで松本峠や千枚田へ。

2日目は山里をゆったり歩きたい、奥熊野らしい自然を満喫というのがご希望だったので、午前中に、丹倉神社参拝や、表丹倉トレッキングなどをする「巨岩巡礼 大地とつながる丹倉トレッキング」へ。午後は、「滝巡礼 森と水を巡るトレッキング」でガンガラ滝へ。。。雨の影響で一時、ガンガラ滝はやめようかとスタッフ間で相談も出ましたが、民泊オーナーに水量の状態を見てもらい、GOサインが出て決行!大雨にはならず、ときどき小雨が降ったり、晴れ間がのぞいたりでしたが、それがまた奥熊野の神秘的な空間をつくっていました。雨で残念だとは私は思わないですし、今回のお客様も同じで、雨だからこそ美しい雲や、光る苔に手を触れたりしながら歩きました。
   
丹倉神社でお参り
   

壊れかけていたお稲荷様の社はちょうど2日前、立派に新調されました。
   

  

表丹倉から望む育生町は、稲穂で黄色くそまっていました。
  

表丹倉のYおばあちゃんもお元気そうでした☆ 踊るダンス猫人形を見せてくれた。
お客様お2人も、この山で自然体で生きているおばあちゃんに会えてうれしそうでした。
昨年の台風12号について、「無事でよかったです、でも怖かったでしょう?」と聞いたら、「怖ない、怖ない。もう私はいつ何が起こったっていいと思ってるから。ドロボウさんが来て金出せゆうてきたら、金無い、コロスぞゆうてきたら、はいコロシテくださいってゆうたるよ。」・・・と、穏やか〜におっしゃるんです。毎回、名言が生まれ、ビビっとしびれさせてくれる、田舎のたくましくて優しいおばあちゃんです。
       
          

大丹倉にて
     

苔に魅了され
   

ちょっとアドベンチャーして、
   

滝コーヒー。
      

ガンガラ滝に行く途中の、耳島さま に、小さなお地蔵様?がお祀りされていました。(つ、漬物バケツで上手に祠がつくられているっ) 前に来たときはなかったような気がする。。 川遊びとこのトレッキングが無事に楽しく過ごせますように。とお願いしていきました。(耳島さまは、川遊びで耳の病気にならないようにお願いするとご利益があるといわれており、耳のような穴の開いた石がいくつも祀られています。)
   
帰り道、靴を脱いで川を渡っていたら、すてきな滝とともにいい感じの淵が。(写真一番上)お客様のHさん、それまで抑えていた何かを抑えきれず、「もう我慢できない。私行きます!」と、服のまま川にばしゃん♪ 「えー! わ、わたしもっ」と次に飛び込んだのは、私(笑)
そして結局3人で服のまま川で遊んで、、冷えないうちに帰りました。(お2人はこの日、赤倉に2泊目なので、すぐお風呂に入れるのでヨカッタです。) 
     

   

村おこし運動開始とともに赤倉についた別名「童集乃村」は、大人も子どもも、赤倉に来たらみーんな童心に還ってほしい、と願って名付けられました。この2つのコースは、さほどのアップダウンもなく、広く一般的に歩いてもらえるコースですが、ロープをつかんで岩壁を登ったり、ちょっとハラハラドキドキしながら童心に還れる。
お2人が川に飛び込んだとき、この奥熊野の旅でなんかの殻をやぶった瞬間を見た気がして、なんだか嬉しかったので、つい私も飛び込んじゃいました(*^^)v
   
今日は那智に参拝し、明日は尾鷲で馬越峠を歩かれるそうです。どうかよい旅を。そしてまたのお越しをお待ちしています。ありがとうございました!
      
   
  
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奥熊野への旅のキッカケに、熊野古道歩きと熊野そのものをさらに深くおもしろく・・・
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奥熊野発フリーペーパーKUMANO JOURNAL
  http://kumanojournal.jimdo.com/
   





[奥熊野の遊び] 今年も熊野大花火をありがとうございまいたm(__)m


8月4日 尾鷲花火 堤防から いつもの仲間と、ビールととれたてサザエをいただきながら。
   

8月15日 新鹿追善供養花火 ビーチにあるキャンプ場にて。ワインをいただきながら♪♪
     

8月17日 熊野大花火大会 木花堂の店頭にて(くわしくはこちら) 
    
このへんではお盆前後、花火大会ラッシュとなります。花火大会のほとんどは、もともとお盆の精霊送りの行事の一環でした。そして今でもこのへんの花火大会のほとんどは、精霊送りの行事として取り行われています。熊野大花火大会が最も有名ですが、小さな集落の小さな花火大会も、それぞれ趣があって好きです☆
    
今年の熊野大花火大会は、金曜日開催ということもあって大変な混雑でした。11時に木花堂兼KUMANO JOURNAL事務所に来たときには、すでに国道の北からの車は列をなしていました。花火大会開始時間までに、熊野市に入れない車もあり、その渋滞は30km離れた尾鷲まで続いていたとか。。。人口2万人の熊野市に、今年は18万人>゜))彡 これだけの人が熊野大花火大会に魅力を感じて来てくれてるッてスゴイコト。でも、花火の存続にもいろいろな課題があるようです。(花火の実行委員をしている、赤倉の中平さんのブログ「あかくら日記」をご覧ください。)
    
スタッフのみなさま、花火師のみなさま、協賛のみなさま、今年も熊野大花火をありがとうございました。熊野大花火が、日本一大好きです!!!
大好きな理由→過去記事の、「熊野大花火が好き」と、「熊野大花火大会が好き好き大好き
   
熊野花火が終わると、夏も終わり、という気分。そんな折に去年は、あの台風12号が襲来したのでした。今年のお盆は、那智方面へ。昨年9月の台風災害から、現在の那智の滝は、このようにまだ爪あとが残っており、復旧作業の工事車両が入っていました。それでも参拝客は多く、みんな上を見上げて「おぉぉぉ」と声をあげたり、いいお顔をして、お滝を拝んでいました。
   

    
今年は大きな台風が来ませんように・・。
    
   
    
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奥熊野への旅のキッカケに、熊野古道歩きと熊野そのものをさらに深くおもしろく・・・
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熊野大花火大会もうすぐです。
ことしも近づいてまいりました、熊野大花火大会!8月17日(金)です!
   
会場までのアクセスは、去年の台風12号の被害により通れないところもあるので、オフィシャルホームページのほうをご確認ください!
   
熊野大花火大会HP
   
去年もそうだったんですが、初めてお越しになる方でときどき、渋滞により会場、というか熊野市内に、花火開始までにたどり着けない方がおられます^_^;
   
今年は金曜日開催で混雑が予想されるので、会場へはなるべく早めに到着するように、早めにお越しください☆

   
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[熊野の自然] 旅するウミガメの足あと


今朝、七里御浜をジョギングしていたら、砂利浜についた足あとを見て、人間のにしては歩幅が。。。な足跡が。すぐにピンときました、これはまさしくウミガメさんの足跡
  
ここ七里御浜〜新宮の王浜は、5月〜9月にアカウミガメが産卵に来る浜です。資料写真で見たことがあったり、紀宝町のウミガメ公園で赤ちゃんを見たことがありますが、こうして実際にこの浜で足跡を見つけたのは初めて。。。(+o+)
     
私は浜の近くに住んでいて、昨夜はちょうど、満月がすごくきれいだったので、堤防の上で海の月夜を眺めていました。その頃なのか、そのあとなのか、同じこの場所に来ていたんだなぁ、満月の夜に・・・。と想像したらなんだかジーン。私は邪魔をしていなかっただろうか、と少し心配も。
   
←きのうの月夜

      
足跡をたどって行くと・・・
   

堤防のたもとで折り返し、また海の方へ。
    

この木の向こうでまた折り返し、堤防の方へ行ったようです。
   

行ったり来たり。彷徨っていた形跡が。。。
掘った後のような穴がありますが、卵はありませんでした。
      
ウミガメ公園で聞いたことがあります。
   
ウミガメはとてもデリケートなので、物音や自動車の光などに警戒して、上陸はしても安心して卵を産めるところがなければ、海に帰って別の浜に行ってしまうのだとか。現代は浜はどんどん浸食で狭くなり、防風林も国道を作って切り倒され狭くなっているので、ウミガメの産卵数は減少傾向にあるらしいです。この浜は吉野熊野国立公園の特別保護地区に指定されていて、環境省と地元の有志が毎年パトロールをして、卵を保護したり、車の乗り入れを規制したりしています。
     

   
アカウミガメについて(National GEOGRAPHIC)
   
WWFの「ウミガメについて」より抜粋
ウミガメは、かなり陸地から離れた外洋を、時には大きな集団で泳いでいるのがしばしば目撃されており、かなり長い距離を移動することが出来るとみられています。衛星GPS技術を使ってウミガメの追跡調査を行った研究によると、ウミガメは一生のうち何千キロという莫大な距離の移動を行うことが明らかになりました。最近では、ある雌のウミガメを衛星により追跡したところ、太平洋を横断して7000キロに渡って移動し、その後通信が絶たれてしまった例が報告されています。雌の多くが、かなり広い海域を、食物を求めて移動するにも関らず、同じ砂浜に卵を産みに戻ってくるのです。
     

満月の夜、遠い外洋を何千キロも旅して、この浜に辿りついたアカウミガメさん。この浜で生まれて戻ってきてくれてたんだろうか?この浜のどこかで無事に産卵できたかなぁ・・・
      
   
   

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[グリーン・ツーリズム] 山里民泊あかくらのお客様と、奥熊野・赤倉めぐり


7月31日、8月1日は、山里民泊あかくら にお泊りのお客様を、赤倉周辺を中心に、中平さんと一緒にガイドさせていただきました。ご一行は、広島で被爆し生涯を通じてその体験を伝え続けている作家の村上啓子さん、と一緒に活動されている小林さん、「あしたきらきら」という詩で原爆を伝える詩人の伊藤眞理子さん、お友達でドイツ在住のバイオリニスト横田・ウイラー・萬里さん、同じくドイツ在住の声楽家 金子さん。貴重なお話を聞きながらの、熊野・赤倉めぐりは、私にとってもまたいつもと少し違った風景に見えました。
   
河原で拾った、みなさんそれぞれが出逢った、赤い石。赤倉の由来にもなっている鉄分を豊富に含んだ赤い石が、一番のお土産になりました。広島へ、ドイツへ。熊野の空気感をいつでも思い起こさせてくれるだろう、石たち。
     
丹倉神社
   

大森神社(育生町)
    

大森神社の隣、禊をするためなのか石畳がこの川へ続いています 吸い込まれそうに透明な尾川川。
    
1日目は晴天、2日目は雨。天候に恵まれたと思います。晴天もよいですが、雨の熊野もまた幻想的で、緑が綺麗、赤倉の赤い石も、普段より赤く見えました。
    
KUMANO JOURNALのグリーン・ツーリズムプログラムのメニューを、旧NPO法人熊野ふるさと倶楽部の時から少しアレンジして再びきちんと整理upしようと思いつつまだできていません〜^_^;。
     
赤倉フィールドについては、今後、山里民泊あかくらと連携して、お客様がどんな旅をしたいかなど個々のニーズに合わせてガイドを承っていくことになりました。そちらのほうのお知らせも、ホームページなどで整理して近日中にupしたいと思います。
     


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