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お仕事で紀宝町のほうへ行った帰り、ちょーっとコンビニでコーヒーを買いまして。ROUTE42沿いの、通りすがりのヤシの木の下で、コーヒーブレーク。この日は少し暖かくて、コート無しで海の風を浴びて、ベンチでちょっとゴロリ。海は、まるで春色。
ここは御浜町の道の駅パーク七里御浜の近くの、「ふれあいビーチのヤシの木広場」(Yahooロコへリンクします)。これが出来たときは、いつだったかは覚えていないけれど、子ども心に「なんで熊野にヤシの木?」と冷めた目で突っ込んでました^_^; でもココ、今はけっこう好きです。KUMANO JOURNAL8号の特集で、映画ROUTE42にちなんで、国道42号線沿いの好きなところをインタビューした記事でも、この場所を挙げる人が何人かいました。
しっかし人がいない(笑 これが湘南とか海外だったら、ビールとかサンドイッチの出店があって、芝生で寝っころがってる人がいたりするんだろうけど・・・ ま、いっか。と、一人を楽しむ・・・。
後ろの国道では、びゅんびゅんと車が走ってる。でも、なんだかここだけ異空間。ベンチの上のヤシの木の葉っぱが風に揺れる音&波の音が心地いい。個人的には、家の近くの七里御浜が一番好きではあるけれど、このヤシの木公園は、近くにパーキングがあるので車での移動中に寄れるのがいいですね。
そして、また、日常の時間へ戻っていくのです。
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メイドイン熊野の衣食住&量り売り 木花堂
http://www.konohana-do.com/
・・・メイドイン熊野を日常の暮らしに、お土産にも。
奥熊野発フリーペーパーKUMANO JOURNAL
http://kumanojournal.jimdo.com/
・・・奥熊野への旅のキッカケに、
熊野古道歩きと熊野そのものをさらに深くおもしろく・・・
すぐ下の海から、なごやかな波の音が聞こえる・・・この写真は、熊野市の一番北の漁村・須野にて、寄木神社からの風景です。木花堂で販売しているヒジキやフノリを採ってくださっている濱田さんからお誘いいただき、須野の2つの神社の例祭に、開店前の時間で行ってきました。
到着すると、すでに十二社神社の例祭が終わったところ。ここは目の病気にご利益があるといわれているそう。前に2度訪れたときは、両方雨だったので、境内の苔の絨毯にゆれる陽だまりを見られあだけでも、来たかいがあった!と思いました。
手水舎は丸石をくり抜いて作られたもよう。
この神社は、狛犬の代わりに丸石、というのが興味深いし素敵です。
↑ これは須野町にて、去年の夏に撮影。
このあたりは、大きな丸石のゴロタ海岸が多いので、近隣の漁村も含め、こういう丸石が神社の石垣や灯篭に使われているのを見かけます。
濱田さんのお母さんにおいでおいでされて、初めての寄木神社へ向かいます。
須野の海!!
「こっちだよ。」
「寄木神社」は、名前だけは知っていたのですが、初めて訪れました。なんというか・・・奥熊野の好きな神社ベスト5に入っちゃうかもくらい良いです!!
高台にありながら、石垣と樹叢が神社の空間を外界から分けていて、木々の合間から入る陽光、潮風、のぞく蒼い海原・・・。再び訪れて、波の音を聞きながら静かに目を閉じてみたいな〜。
須野にゆかりのある方たちがお参り。
この神社のご神体は、「漂流木」。流れ着いた神様なのです。実際には、江戸時代に八丈島を出た船がこの須野町に漂着し、その漂流民のお墓も残っているとか。外洋に面した熊野灘の、黒潮が文化や人を運んでいたんですね。
↑ 去年の夏に撮影 須野町の空家群
須野町は、現在、2世帯2人の住人+1人(別宅)の3人のかたのみ暮らす限界漁村。それでも須野出身のかたたちがこうして例祭い集まって、昔と同じように祭事を続けています。私は須野に血縁はなくても、須野の土地が生み出す甘夏やフノリを通してのご縁がある。つい急わしく暮らしてしまう最近だけど、こうしてご縁のある神社の祭りに参加すると、一旦、立ち止まって自分の心の奥と対話できるような気がします。
餅まきのお餅、お札、お守りをいただきました。
嬉しいお土産と、心地いい時間をありがとうございました(●^o^●)
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昨日は、お店をCLOSEしてから、赤倉へ向かいました。山中の細い夜道ですが、慣れたもの・・・ときおり道に飛び出してくる鹿や小動物には要注意ですが、途中、海方面を見晴らす場所では、満月が町を照らしてとてもきれい。そして昨日は、もう1つ。山側の壁で、車のライトに照らされて光っていたのが、ツララのシャンデリア。
場所によっては、写真に映りきらない広範囲にシャンデリアが広がっていて、すごくきれいでした。気温0度のなか、何度も降りて写真を撮ってましたよー
そんな寄り道をしながら赤倉へ着いて、NPO時代からお世話になっている武田経営研究所の武田秀一先生が、学生さんたちと一緒に赤倉に滞在し、コミュニティビジネスの企画立案をしているところにお邪魔。
昨日は特別寒くて、ストーブの効きもいつもより悪く、猪鍋で暖まったあとは、赤倉[童集乃村]オーガニック生姜パウダーで、ジンジャーハニーティをいただきました。体が芯からあったまる!と好評♪
赤倉滞在2度目の方もいて、「お風呂はあとでタイミングいい時に自分で薪で沸かします」と、慣れたもの(笑)。今回のテーマは「冬の赤倉に、どう人を呼ぶか」ということらしいので、特別寒い日で辛かったものの、その寒さも企画立案に役に立ったかもしれません(^^ゞ おつかれさまでした!
童集乃村産・生姜パウダー については
木花堂の特設ページ
その取り組みについては、
童集乃村活性化協議会のページ
をご覧ください。
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雑誌"三重の風土をとことん楽しむ「ふーどら」"の最新号がとどきました。今回の特集は、木。
今回の木花堂のコラムコーナー「暮らしのなかのいいもの」は、ウッドメイクキタムラさんの、まな板のお話です。当店でも販売しておりますので、もしよかったら読んでみてください。そのほか、三重県内の木にまつわる人・もの・コトが紹介されています。
それから現在、各書店さんに並んでいる雑誌「NAGI」の最新号では、"手仕事雑貨店"のテーマで、木花堂も取り上げていただきました。取材に来て下った編集のかたはいつもいろんな雑誌企画でお世話になっているNさん。今回も、私にはもったいないような素敵な記事を書いてくださいました。ありがとうございます。この特集に掲載されているお店は、どのお店もコンセプトや雰囲気がすばらしく、一店舗ずつ訪れて学びたいくらい・・・。そんな一角に、木花堂も入れていただき、感激です。それに恥じないようなお店になるよう歩んでいきます☆
そして今日は、石本果樹園さんを取材に来られた三重テレビのみなさんが、その番組コーナーの一角で木花堂にも寄ってくださいました。
放送は1月29日(火) とってもワクドキ
夕方6:00〜6:55の間のどこか10分くらいのコーナー。
石本果樹園の、のどかなミカン農園の映像や、取り組みを中心に、木花堂での私とのゆるいトークがちょこっと映るかも。。。
今日は三重テレビクルーのみなさん、石本さん、ありがとうございました!
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かねてからKUMANO JOURNALなどで紹介してきた熊野市育生町赤倉[童集乃村]から、昨年12月に収穫したオーガニックジンジャーを粉末加工したパウダーが届いています。
日常に摂りたい、でも、忙しい生活だったり、一人暮らしだったりすると、生の生姜を使い切ることなくダメにした経験がある人も少なくないはず。。。(^^ゞ
でも、この乾燥生姜なら、常温保存や持ち歩きもしやすいので、日々の料理につかったり、オフィスでのティータイムに少し入れたりと、冷え性や免疫力に効果がある生姜を日常的に取り入れるのにとっても便利です。
料理・加工業者さまへのサンプル提供で、数に限りがあります。詳しくはお問い合わせいただくか、店頭で!
童集乃村産・生姜パウダー については
木花堂の特設ページ
その取り組みについては、
童集乃村活性化協議会のページ
をご覧ください。
つくっているのは・・・赤倉地区「童集乃村」活性化協議会(赤倉水産内)
日本中の田舎での大問題。それは、鹿や猪が増えて、里までやってきて、田畑を食い荒らしてしまうことです。・・・昔は、鹿や猪がこれほどまでに里に降りてきて被害を出すことは少なかったそう。山での餌が減り、人間のつくる野菜や米を生きるために食べ、富栄養化により頭数も増え・・・のお互いにとっても悪循環が生まれています。
高齢の稲作者のなかには、それが原因でやめてしまうひともいて、高齢化・人口減少も相まって、耕作放棄地は増える一方。
そこで、赤倉[童集乃村]では、赤倉水産社長・中平孝之さんを中心に、育生町大井、紀和町大栗須の人たちと連携して、鹿や猪の食害により放置されていた赤倉の畑を活用、 「獣害の少ない生姜」を無農薬で栽培、特産品化を目指しています。
公式ホームページ:http://gt.akakura-kumano.com/
写真は、赤倉の生姜畑。大自然のなか自然にすくすくと育っておりました。(昨年撮影)
収穫の後、乾燥とミル(粉砕)以外はほとんど手作業〜 その様子はブログ「あかくら日記」
http://blog.murablo.jp/akakura/kiji/342440.html
そんな童集乃村には新しい村人も!
昨年12月に東京から移住してこられた童集乃村の新しい住人・宮内さん夫婦の、奥さま朋子さんのブログにも、生姜のこととか、赤倉での田舎暮らし奮闘っぷりがつづられていますので、ぜひご覧ください!!
女子力UPブログ in kumano http://blog.murablo.jp/seitiakakuralife/
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1月8日、山などいろいろお世話になっている、矢の川小僧さんと、そのトレイルランニングのお友達たちと、My隊長Mちゃんと一緒に、2011年11月にも縦走したコースを行ってきました。(コースについては、その時のブログをどうぞ。)これがものすごくすんばらしいトレイルだったので、矢の川小僧さんが、「おわしアルプス」と命名!2012年にも途中までピストンで入りましたが、また歩きたくてたまらなかった、矢の川峠までの縦走ver、新年初登り♪で実現しました。AM7:30頃スタート。最初は一気に標高差800mをのぼるので、かなり心臓やぶりな感じです。
巨木がどんどん出現。銅周りを測っています。
「ヒメシャラ平」と名付けた、ヒメシャラ林が広がる一帯。ヒメシャラ的になかなかの大木もありました。
ここで昼寝したい・・・&テント場としてもいい感じ。。。
歩みを進めるごとに、巨木が出現。尾根にそって暮らす、杉の巨木一家がお出迎えしてくれているみたい。
道の相談中〜
頼りになるみんな!
そして私はひたすら着いていくので精いっぱい(^^ゞ
矢の川小僧さん、このあと地図を落とします。でも、奇跡的に?このあと歩いた人に拾われ、無事手元に戻ってきたとのこと!さらに、その方によって、ショートカットコースの発掘にもつながったとか。登山道の出会い☆
いいかんじの森。
崖にそびえる、杉の巨木。
道の相談中〜
こんな尾根を歩いていると、心が震える。かなりUP-downのある縦走なので、カラダはそりゃきつい。でも、幸せ。
枝ぶりが力強い。
時折ぬける見晴らし。尾鷲の町がはるか下に。左がわの山、この辺の方はおわかりになるかと思いますが、天狗倉山です。てんぐらさんが、あんなに下に!まさに、尾鷲の天井を歩いているんだなぁ。
そしてこの木が、このトレイルの杉一家の、たぶん長老(笑) 写真に収まりきらないんです。そしてすごいのが、かなりの崖っぷちにそびえている。杉は一般的に、水が集まる谷沿いに好んで生育するのに、このトレイルでは、ずっと尾根沿いに杉の巨木が乱立。これはけっこう珍しいらしい。詳しい方によると、本州一の降水量を誇る尾鷲の山ならではの光景ではないかとのこと。
この杉は、2またに分かれていて・・・
これは杉の枝が2つにわかれた、境目。だからつまり、このくぼみは、地面じゃなくて、杉です。で、ちょっと失礼して上に登らせてもらうと・・・
どーん。下は崖。そして海が見えます。何度も書くけど、左右にあるのは2本の杉じゃなくて1本の杉が分かれた枝です。
ほどなく開ける、枯れた沢。これは銚子川の源流だそう。
そして13:10、高峰山頂に到着〜 かなり早いペースで来れたみたいです。ここは300度くらいの見晴らしがあって最高。
その後は、高峰山登山道を、旧矢ノ川峠まで降りていきます。
14:50、旧矢ノ川峠に到着!
国道42号線ができるまで、国鉄バスが尾鷲と熊野を2時間40分かけて結んでいた、多くの人が行き来した標高805mの、峠。
ここで茶屋を営んでいた稲田のぶへさんを偲ぶ碑。
旧矢ノ川峠については、矢の川小僧さんのブログ「哀愁の矢の川峠」をぜひどうぞ!ドラマがいっぱいです。
旧矢の川峠から見下ろす尾鷲方面。
さぁ。あとは、旧バス道を延々と下るのみ!なつかしの隧道をくぐりぬけ・・・おしゃべりしながら降りていきました。
現在の国道42号線に到着したのは、17:00頃だったかと。
全行程約20km、登山開始標高150m、最高標高1044mの縦走、今回は10時間以内で。
前回(2011年。詳しくは、こちら)は12時間かかりました。大変な道ですが、めっちゃいい道です。ちゃんとルート整備したら、尾鷲のいいアウトドア資源になると思うんだけど。
つれていってくれた矢の川小僧さん、みんな、ありがとうございました!! 2013年、いい初登り!!でした。
Hej hej
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あけましておめでとうございます。
今年もKUMANO JOURNALをよろしくお願いいたします!
たまには熊野で年末年始を過ごしてレポートしなくちゃ?と思いつつ、今年も実家に帰っておりました。
●熊野市駅から名古屋まで、特急ワイドビュー南紀で3時間。
ワイドビュー南紀の車窓の景色、大好きです。特に熊野〜尾鷲の間のトンネルを抜けるたびに見える海と、そこに落ちる山の入り組んだ景色は、動体視力を鍛えんばかりに目をしゅっしゅっと移動させて、一瞬で過ぎ去る景色を捉えようと必死です。紀伊長島を過ぎると、カーブも少し落ち着き、車窓の風景もなだらかになってくるので、ようやく、「本でも読むか。」という気分になります。(それまではカーブがきついので、本を読むと酔いやすい。)
12月8日にセミナーに一緒に登壇させていただいた、植島啓司先生の「神々の眠る熊野を歩く」を読み返していました。読めば読むほど、言葉の世界から抜け出て、とらえどころのない「熊野」の深みに足を踏み入れることができる本。ふと目を車窓に目をやると、そこに見えた細い細い道に「ピンっ」ときました。
●伊勢本街道を車窓から発見
この右側の林のふもとに、細い細い道があります。「アレ?ここってもしかして・・・」と思ってから写真を撮ったので、少し通り過ぎてしまっているけれど。この道は、まぎれもなく1年前に徒歩で歩いていた道!2010年の年末に「伊勢迄歩講」という大阪から伊勢までの伊勢本街道を年末に4日かけて歩くイベントに参加し、2011年の年末は友人と「勝手に伊勢まで歩こう」っていうことで(笑)奈良から伊勢まで3日かけて歩いた、その道でした!
正直どこも似たような道なのですが、電車の車窓から、ふっとその道に気がついたことがなんだか嬉しくて、思わず一緒に歩いていた友達に写メしました。
ここは伊勢本街道と交差する場所ですが、これより南の車窓では、伊勢〜熊野をつなぐ伊勢路の景色を時折なぞります。そんなときにいつも、実際に徒歩で歩いた時間的感覚と、空間的感覚が蘇ってきます。
そうそう。その数日前、静岡県から小さな贈り物が届きました。
●道での出会い
自然木の箸置きセット。全部自然の木の色なんです。
これ、実は2010年年末に伊勢迄歩講で一緒のグループだった、Oさんからのプレゼント。4日間、てくてく、てくてく、一緒に歩きながら、手作りの箸置きを作るのが趣味と聞き、いつか送るねと約束してくれた。
それから1年経ち、2011年年末は私たち友人同士で奈良から歩いたのだけど、伊勢に到着してから銭湯で数時間寝てしまったため、夜中の2時に銭湯を出発して伊勢神宮まで残り6キロを歩くはめに(笑)。真っ暗な道の向こうから、見覚えのある顔。伊勢迄歩講に参加して伊勢神宮から戻ってきたOさんだった(笑)。そしてさらにその1年後、2012年の年末に、その時一緒だった友達含め3人に、この贈り物をくださった。私たちは2012年末は歩かなかったので会えなかったけれど、今年もまたどこかの街道で会えるかな。
同じく2年前に同じグループだった大阪のTさんも、伊勢まで一緒に歩いて以来、熊野古道を歩きに来てくれ、木花堂にも立ち寄ってくれました。そのTさんと、やっぱり2011年末に伊勢迄歩く途中にバッタリ街道沿いの商店で出会った御杖村のOさんとは、この年末にやはり道中で出会ったらしく、そのキッカケは私のブログだったらしい(笑)(お互い、それまでは面識がないので。)
道歩きの、出会いは面白い。歩き道でしか、出会わなかったと思う(笑。
どんどんスピードアップする、私たちの道。
だけど、古くからの道には、絶対忘れられない記憶と風景が確かに刻まれているし、なにより出会いがあります。
今年、いよいよ熊野まで高速道路が延びます。
(最終は25年度末)
これまで一番早かった「国道42号線/ROUTE42」も、古い道の仲間入り。
新しいもの、古いもの。両方見つめながら、今年も熊野で暮らしていこうと思います。
映画ROUTE42 今年3月にいよいよ全国公開♪
O ○ 。.。○ O ○ 。.。○ O ○ 。.。○ O ○ 。。.。○ O ○ 。。.。○ O ○ 。
奥熊野への旅のキッカケに、熊野古道歩きと熊野そのものをさらに深くおもしろく・・・
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