遅ばせながら・・・なのですが、9月23日秋分の日に、ここ熊野市須野町で、木花堂を移転・再開オープンすることができました!オープン当日は、私たちの予想を超えたたくさんのお客様に足を運んでいただき、天候にも恵まれ、とても嬉しかったです。ありがとうございました!!
後から、覚えている限りカウントしてみたのですが、この日だけで60人ほどの来客があったようです。普段は人口5人の集落なので、トンビや猫たちもちょっと驚いたかもしれません。
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当日は、御浜町のレストラン日和さんのケータリングランチがあり、特にお昼頃とてもにぎわいました。海と山に囲まれたこの古民家で、みなさんが美味しいものを食べて笑っているのを見ていたら、やっぱり食べ物のチカラってすごいなぁと感じました。日和さん、ほんとに素敵なお仕事されています☆
日和さんのブログはこちら。(毎月のメニューやお休みが更新されています)
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サーフボード工房LOG JAMさんの新作コーナーも、当日並びました。
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LOG JAMさんのブログはこちら!木花堂オープンも紹介していただいています、ありがとうございます☆)
LOG JAMさんは、サーフボードのほかに、素材である樹脂を使った小物や、看板の制作もされています。青いボードは、看板の手法でつくられていて、須野の海の青、通称「須野ブルー」!を表現してくれました。休憩スペースとなっている板間に、展示させていただいていますので、ぜひご覧ください。
手前は、四日市からの旧店舗時代からの常連のお客様T様からいただいたお花。ありがとうございました!
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そして熊野の女子写真グループ「en finder.」さんからは、メンバーの方がDIYして作った展示台に、すてきなポストカードがたくさん並びました。古民家の雰囲気に合わせた日本在来のお花籠をいただき、ありがとうございました☆ en finder.さんのポストカードは引き続きお店で販売していきますので、ぜひご覧ください♪
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足を運んでくださったみなさん、お祝い・励ましのメッセージをくださったみなさん、ありがとうございました!
今後は、土日祝日営業となりますので、まだ5日間くらいしか営業していないのですが、前の店舗よりも多数のご来店をいただいています。数・・・が重要、というわけではないのですが、なんていうか、「須野?それってどこ?」っていう状態で、わざわざ足を運んでくださる方が想像以上に多く・・・。そういうお客様は、いわゆるバスツアーで連れてこられるお客様ではなく、自らの意思で「須野」「熊野」「木花堂」に少なからずインスピレーションを感じて、来てくださっているんですよね。なので、お1人お1人との出会いが、ほんとうにさまざまで。わたしたちも、毎日すてきな出会いを体験しています。
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↑大きな板間は、休憩スペースに。店内で販売しているジュースほか、生豆購入のかたにコーヒー焙煎サービスなどやっております。
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さらにお客様は3分の2くらいが尾鷲市〜勝浦くらいまでの熊野エリアのかたですが、3分の1くらいは伊勢だったり、東京だったり、木花堂の移転のことを知らずにたまたま熊野に遊びに来た遠方の方も多いです。なので、ほんと場所は関係ないなぁと・・・。むしろ須野というミステリアスでノスタルジックで、自然あふれる魅力がいっぱいの土地。こういう土地で木花堂を続けることができて、感謝感謝です。
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さて、オープン後も木花堂の改装は続いています。
自宅兼なのですが、この古民家で冬を迎えるための準備もしなければいけません。ブログの更新頻度がもともと低かったのがさらに低くなり、最近よく、「平日は何をしているの?」「ブログがぜんぜん更新されないけどどうしたの?」と聞かれるのですが(笑)、大きく分けて、「お店のシゴト」と「暮らしのシゴト」をしています。
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「お店のシゴト」は、ディスプレイや、オリジナル商品の制作、オンラインショップの管理・発送、KUMANO JOURNALの制作、そして、仕入れなど。
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「暮らしのシゴト」は、古民家改修、ちょこちょこ薪集め&杉柴集め(杉の葉っぱ。これが着火に必須!)、干潮時に貝拾い、ときどき釣り(私は見てるだけだけど 笑)、洗濯(二層式で。これのほうが衛生的!で大絶賛中。でも時間がかかる。ちなみに洗剤を使わず洗濯します。これについてはまた今度。。。)そして毎日の薪での炊事、お風呂炊き・・・そしてお皿をかたずけると夜9時くらい。
(いずれ、このほかに畑仕事やたんぼ仕事が入ってきます。)
これらをやっているときに、山だとか、海だとか、家の敷地の石段を相当上り下りしているせいか?そのあとすぐに眠くなって、夜10時には就寝です。以前の生活ですと、だいたいそのくらいの時間からブログを書いたり、テレビを見たり、仕事することもあったのですが。よく動き、よく食べ、よく寝る・・・「須野暮らし」のリズムのなかで、またブログを書くリズムをそのうち見つけていけると思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
商品である赤倉野生茶を七輪で炒って・・・炭の火が残ったので、栗を焼いておやつに。「お店のシゴト」と「暮らしのシゴト」はつながっていて、紙一重。
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すぐ近くの山に、落ちてかれた杉の葉っぱ(杉柴)や、枝を拾いにいきます。ここらへんはすべて、昔は須野の田んぼだったところ。そこに杉が植えられ、かつて須野の人が田んぼへ行き交っていた道も、跡がわかりにくいくらいに葉っぱや枝で覆われています。でも、私たちの暮らしにとっては「宝の山」であり、「恵み」そのもの。昔の人はみんながこの杉柴や枝を重宝し、山に入って拾っていたので、道も綺麗で、それでもまた木々は枝葉を落としてくれ、恵みを受け取り続けてきたのだろうなぁ。
(ちなみに、太い薪は、大家さんの山で間伐した木をいただいています。)
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3か月毎日使って劣化してきたロケットストーブ(ロケ太)の上のふたの部分、補修後。円部分を切りぬいたあとが、火がともると真っ赤に燃える太陽みたいになりました。側面もデコレートされてた(笑)。
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私の栗仕事。そして、近所のお父さんがくださったアカハタをさばく
マサーヤン。
季節&生き物は待ったなし。そのために、「お店のシゴト」の予定変更もしばしば。(もちろん人様に迷惑をかける予定変更はしませんが。)でも、それでいいのです。
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「お店のシゴト」も「暮らしのシゴト」も両方、生きるため。恵みを受けとって楽しく、笑って家族とともに生きて、さらにつながっている人たちとそれらをシェアして生きていくため。仕事のための暮らし/仕事のための毎日・・・ではなく、暮らしのための仕事。そういう生き方をずっと望んできました。そして、今はそういう暮らしをしております。
そんな暮らしとお店が紙一重&一体となったこの古民家で。。。扱わせていただいているお品が、より一層本来の輝き・存在感を纏ってくれると思っています。また、これからは須野産の自然素材でつくられたグッズを、地元の方のものだったり、私たち自身もものづくりをして、手にとっていただけるようにしていきたいです。そして、木花堂に遊びにきてくだったかたが、何かほっこり感じてくださったら幸いです。
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LOG JAMさんの須野ブルーのボード。「enjyoy!」
長いブログになってしまいました。これからはちょくちょく短めに!(^^)!・・・須野暮らしの楽しさだとか、商品の紹介などをしていきます。
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自然は優しくも厳しい。
台風19号が迫りつつあり波の音がお店まで響いてきます。
今のところ今週末の連休は通常営業する予定ですが、12日、13日の状況によっては臨時休業も考えられますので、ご了承ください。みなさまもどうぞお気を付けください。
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※10月19日(日)は申し訳ありませんが臨時休業させていただきます。
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木花堂オンラインショップ
http://konohando.shop2.makeshop.jp/
木花堂 瀞ホテル支店(3県境)
https://www.facebook.com/dorohotel.jp
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メイドイン熊野の衣食住&量り売り 木花堂
http://www.konohana-do.com/
・・・メイドイン熊野を日常の暮らしに、お土産にも。
奥熊野発フリーペーパーKUMANO JOURNAL
http://kumanojournal.jimdo.com/