藍染工房そめやなないろ さんからDMが届きましたのでご紹介!今日からですね!
そめやなないろさんは、全国的にも数少なくなりつつある、「
天然灰汁発酵建て」という日本伝統の
本藍染をしている藍染工房。木花堂でも開店当初からずっと商品を取扱いさせていただいており、私も個人的に大ファン。
そめやなないろさんの本藍染の洋服を身にまとっていると、なんだか心地いい波長が体を包んでくれているようで、本当に気持ちがいいです。
ギターデュオとしても活躍しており、7日にはライブもあるみたいなので、お近くのかたはぜひ足を運んでみてください。呼吸ぴったりの夫婦デュオ、奥熊野の山奥で藍と向き合いながら生み出されたオリジナルの楽曲は、まるで藍の波動の響きです。
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-藍のメッセージ- そめやなないろ展
2015年6月4日(木)〜6月14日(日)
11時〜19時
場所:GALLERY & CAFE Ms ギャラリー12番丁
和歌山市12番丁10
TEL:073−431−8255
※ライブは6月7日(日)14時START、CHARGE 1,500yen(コーヒー付)
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さて、木花堂ではそめやなないろさんの本藍染の洋服や手ぬぐい、ふんどし、ハンカチなどいろいろ並んでいます。
それとハギレがしばらく品切れしていたのですが、今少しあります。
徳島県の藍玉「すくも」(藍葉を発酵させたもの)を使っていても「
天然灰汁発酵建て」でなければ、
本藍染ではありません。市場に出ている藍染製品の多くが、化学薬品を使って藍建てされたものが多いのが現状です。(インド藍を化学的に還元させたり、石油由来の合成藍だったり。表記が曖昧)
日本ならではの発酵文化が活かされ、江戸時代に確立したこの「
天然灰汁発酵建て」という微生物の発酵のチカラが生き続ける藍染は、日本独自の技術です。これに、そめやなないろさんはこだわり続けて20年以上・・・
(そのへんのストーリー、今月に発行予定のKUMANO JOURNALの最新号で特集しますのでお楽しみに♪)
そめやなないろ さんの藍瓶
日本酒や麦のふすまや水あめなど微生物の餌を与えて、微生物のチカラで藍が還元されて染め頃になると、「藍の花」と呼ばれる泡が現れる。
なので、このハギレもとても貴重なものだと思います。藍の香りがふわっとして、エネルギーがある。パッチワークでいろいろ作れそうです。ぜひ店頭でお手にとってみてください、ほんとに、手で感じてほしいです。(10g/30円 布の種類によって変動することがあります。)
そして。御浜町の地場産業だった「市木木綿」のハギレもあります♪
かつては50件近くの織り元がひしめき合っていた、御浜町の市木地区ですが、現在は熊野市の「向井ふとん店」さんが市木地区の織り工場をひきつぎ、唯ひとり、市木木綿を織ってくださっています。
ハギレは、向井さんから入荷しているものと、私が集めた昔のハギレ(創始者本家筋 大久保織布さんのもの)も少し混ざっています。
この布の特徴は、大正時代の機械織のため手織りの数倍のスピードしかでないことによる、糸をゆっくり詰めていく織りなので、手織りの風合いがあります。そして丈夫で通気性がよい。長年、熊野地方のモンペや着物、作業着に愛用されてきました。ぜひこちらも手触りで確かめてみてください。
向井ふとん店さんの市木木綿座布団や、あさぶら、のほか、佑天さんの市木木綿お香袋、chippyさんやみみずく工房さんの市木木綿の小物たちも店頭にならんでいます☆
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